クビアカツヤカミキリにご注意ください
(写真提供:兵庫県)
クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、カキなどの樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らす外来昆虫です。幼虫が入り込んだ樹木は衰弱し、やがて枯れてしまいます。
兵庫県内でも成虫やフラス(※幼虫が排出するフンと木くずが混ざったもの)が見つかっている自治体があります。
農業や観光への影響を防ぐためには、何よりも早期発見・早期対策が大切です。皆さまのご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリとは
原産地
中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム北部など
成虫の体長
約2.5センチメートルから4センチメートル(触角は含みません)
特徴
ツヤのある黒い体で、胸部(クビのような部分)が赤色。
生態
幼虫
木の中で2年から3年で成長し、成虫になると木から出てきます。
4月から10月ごろまで、樹に開けた穴から「フラス」と呼ばれる木くずと幼虫のフンが混ざったものを大量に排出します。
成虫
6月から8月ごろまで、幹や樹皮に産卵します。
1匹のメスが1000個以上産卵した例があるなど繫殖力がとても強いです。
成虫の寿命は2週間~1ヶ月で、越冬はしません。
こんな状況を見つけたら
- 成虫を見つけた場合は、踏みつぶすなどしてその場で駆除してください。
(写真提供:兵庫県)
- 兵庫県自然環境課(078-362-3389)、または下記のお問い合わせ先まで情報提供をお願いします。
- うどん・かりんとう状に固まったフラスなど、疑わしい状況を発見した場合は、可能な範囲で写真などの記録を取り、情報提供をお願いします。
(写真提供:兵庫県)
(写真提供:兵庫県)
(写真提供:兵庫県)
参考
この記事に関するお問い合わせ先
まちの再生部 市民生活部 環境政策課 環境サポートセンター
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5080
ファクス番号:079-562-3555
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更新日:2023年07月05日