さんだゼロカーボンシティ推進計画(地球温暖化対策実行計画 区域施策編)を策定しました

更新日:2023年04月18日

ページID: 22324

さんだゼロカーボンシティ推進計画の内容

2050年ゼロカーボンシティの実現をめざして、温室効果ガス排出量の削減目標を定め、市域の地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進するため、「さんだゼロカーボンシティ推進計画」を策定しました。

基本的事項

計画策定の目的

国は、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言し、2021年4月に開催された気候サミットにおいて、「2050年目標と整合的で、野心的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていく」ことを表明しました。
本市においても、かけがえのない財産である豊かな里山を未来の世代へ引き継いでいけるよう、2021年6月3日に2050年ゼロカーボンシティに挑戦することを表明したことから、今後、持続可能な開発目標であるSDGsの理念も踏まえ、着実に脱炭素社会を目指していくため、「さんだゼロカーボンシティ推進計画」を策定するものです。

計画の位置づけ

「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条第4項において、市町村に対して策定に努めるよう求められている「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に位置付けられる計画であり、温室効果ガス排出量の削減目標並びに区域の自然的社会的条件に応じた再エネ利用促進等の施策(再エネの利用促進、事業者・住民の削減活動促進、地域環境の整備、循環型社会の形成)及び施策の実施目標を定めるものです。

計画期間

国の計画期間に整合させるため、2023年度から2030年度までの8年間とします。なお、CO2排出状況、温暖化対策の実施状況及び目標の達成状況、社会情勢の変化等を踏まえて、必要に応じて見直しを行います。

基本目標

CO2排出量の削減目標

2030年度の削減目標として、2050年度のゼロカーボンシティの実現に向けて、再生可能エネルギーの導入や電力事業者の取組による電気のCO2排出係数の低減効果を見込みつつ、市民、事業者、市の省エネルギーの取組を着実に実施することで、「2030年度に2013年度比で49%削減を必達目標とし、さらに50%以上の削減に挑戦する」こととします。

目標イメージ図

再生可能エネルギーの導入目標

三田市においては、現状での導入実績は太陽光発電が大半を占めていること、風力発電、小水力発電及び地中熱利用については市内での導入ポテンシャルはあるものの、現状では導入コストが高く費用対効果が小さいと考えられること等から、今後の技術動向に注視しつつ、当面は太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの増加に向けて取り組んでいくこととし、2030年度の再生可能エネルギーの導入目標を、国の「第6次エネルギー基本計画」を踏まえ、導入比16%に設定します。

施策展開

目指す将来像と基本理念

三田市では、これまでも温室効果ガス排出量の削減に取り組んできましたが、2050年ゼロカーボンシティの実現という大きなチャレンジに向けては市民、事業者、団体、市等のあらゆる主体が連携、協働して地域ぐるみで取り組むことが不可欠です。本計画においては、「オール三田で未来を紡ぐ ~ゼロカーボンシティの実現~」を目指すべき将来像とし、その実現を目指します。
また、この実現に向けては、個々の主体が他人任せではなく、みんなと一緒に主体的に取り組むことが大切であり、その積み重ねこそがCO2排出量実質ゼロに向けて堅実な歩みを進めて行くこととなります。将来像実現に向けての基本理念として「田市で CO2の排出を みんなと緒に 0にしよう!」を掲げ、様々な施策を展開してまいります。
の構築を通じて、三田市全体が一体となって地球温暖化対策に取り組んでいく基盤づくりに努めていきます。
 

施策の方向性

基本方針1 地域と共生する再生可能エネルギーの導入

1)エネルギーの脱炭素化

  • 再生可能エネルギーの導入促進
  • 太陽エネルギーの利用拡大
  • 未利用エネルギー等の活用促進
  • 水素エネルギー等の利活用
基本方針2 更なる省エネルギー対策

1)省エネルギーの推進

  • 社会活動における省エネルギーの促進
  • 住宅・建築物の省エネルギーの促進

2)移動手段・輸送手段の脱炭素化

  • ゼロカーボン・ドライブの促進
  • 環境に配慮した自家用車の活用
  • 環境に配慮した移動手段の活用
  • 貨物輸送における省エネルギーの促進
基本方針3 CO2の排出抑制と吸収機能の保全・拡充

1)ごみの減量

  • ごみの発生抑制・再使用の促進
  • 再資源化の推進

2)里山の保全・活用

  •  里山を守り、活かす

3)CO2吸収源の保全・拡充

  • 緑化の推進
  • 新たなCO2吸収技術の検討
基本方針4 脱炭素意識の醸成によるオール三田での取組

1)脱炭素意識の醸成

  • 情報発信の推進
  • 環境教育・環境学習の推進
  • パートナーシップの構築

計画のダウンロード

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 環境政策課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5064
ファクス番号:079-562-3555

メールフォームからのお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?