三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業
事業の名称
三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業
施行者
三田駅前Bブロック地区市街地再開発組合
地区の概況
三田駅前地区は三田市の玄関口であり、内陸都市圏の中心商業地としての役割を担っている。三田市では、三田駅前再開発整備構想を定め、三田駅前地区の約5ヘクタールをAからDの4ブロックに区分し、市街地再開発事業等により順次整備を進めており、当地区の北側に隣接するAブロック地区は平成17年度に、また当地区の東側に位置するDブロック地区は平成14年度に、それぞれ事業完了している。
当三田駅前Bブロック地区は、老朽化した低層木造家屋が集積するとともに、閉鎖され老朽化した大規模商業等施設が、複数棟存置されており、土地の利用状況が極めて不健全な地区である。
したがって、地区内建物の更新並びに都市計画道路の整備を行うことにより、土地の合理的かつ健全な高度利用や都市機能の更新を図り、三田駅前地区の一翼を担うまちづくりが望まれる。
(平成24年12月 事業計画書より)
事業の目的
本事業においては、三田駅前の交通ターミナルに近接した中心商業地としての恵まれた立地条件を活かし、商業・業務施設等の再整備を図るとともに、良質で快適な居住環境をもつ都市型住宅の整備を行う。
また、高齢者社会に対応した高齢者支援施設の導入を図り、多世代が交流する三田駅前の新しい顔づくりを行う。
さらに、都市計画道路の拡幅整備をあわせて行い、交通利便性の充実と、安全で快適な歩行者空間の確保を図るものとする。
所在地
三田市駅前町
面積
約0.9ヘクタール
施設整備の概要
土地利用
用地 | 従前面積 | 従前割合 | 従後面積 | 従後割合 |
---|---|---|---|---|
公共施設用地 | 1,207平方メートル | 12% | 3,113平方メートル | 34% |
宅地 | 7,943平方メートル | 88% | 6,037平方メートル | 66% |
施設建築物
東棟(住宅・店舗棟)
- 名称:三田駅前ハートシティEAST
- 敷地面積:3,504平方メートル
- 建築面積:2,220平方メートル
- 延床面積:16,207平方メートル(12,279平方メートル)
- 構造(階数):鉄筋コンクリート造(地上14階建て) 、鉄骨造(地上4階建て)
- 用途:住宅141戸、店舗8区画、自走式駐車場134台
西棟(高齢者支援施設棟)
- 名称:三田駅前ハートシティWEST
- 敷地面積:2,533平方メートル
- 建築面積:1,610平方メートル
- 延床面積:13,675平方メートル(容積対象:11,317平方メートル)
- 構造(階数):鉄筋コンクリート造一部鉄骨造(地上11階建て)
- 用途:特別養護老人ホーム、認可保育所、高齢者向け住宅106戸
公共施設
- 幹線街路:駅前線(幅員16メートル(8メートル)、延長約80メートル、電線共同溝)
- 区画街路:駅前1号線(幅員14メートル、延長約180メートル)
- 水路:(幅員約1.1メートル、延長約15メートル)
事業経緯
- 平成19年 6月 準備組合設立
- 平成21年 4月 都市計画決定
- 平成23年 8月 都市計画決定の変更
- 平成24年12月 組合設立(事業計画)認可公告
- 平成26年 5月 権利変換計画認可公告
- 平成26年11月 建築工事着手
- 平成29年 1月 東棟(住宅・店舗棟)工事完了公告
- 平成29年 2月 西棟(高齢者支援施設棟)工事完了公告
- 平成29年 3月 公共施設工事完了
- 平成29年10月 組合解散認可公告
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更新日:2022年03月31日