さんだ学び・子育て情報局「市立幼稚園のわくわく体操について」(令和5年2月20日放送)

地元FM局・ハニーFM（82.2MHz）に市職員が出演し、子育てに関する情報やタイムリーな話題をわかりやすくお話しする広報番組「さんだ学び・子育て情報局」。毎月第1．第3月曜日の12時～12時10分に放送していますので、ぜひお聴きください。

市内、全ての市立幼稚園で取り組んでいるわくわく体操。この体操には、乳児期に経験する“寝返り”や“ずりバイ”、“四つバイ”や“高バイ”などの動きが多く取り入れられています。この体操を継続して取り組むことで、乳児期の動きを取り戻し、高めていくことを目的としています。子どもたちは、この体操が大好きで喜んで取り組んでおり、また、友達と一緒に取り組むことで、意欲を高め、自分なりの目標をもってチャレンジする姿に繋がっています。

幼稚園ではわくわく体操をはじめ、芝生の園庭や遊戯室で体を動かす遊びを多く取り入れています。幼児期は運動の機能が急速に発達する時期ですので、この時期に体をたくさん動かすことで、普段の生活で必要な動きや、とっさの時に身を守る動き、将来的にスポーツに結び付く動きなど、多様な動きを身に付けやすくなります。

幼稚園では、遊びを通して、子どもたちが体を動かす楽しさや心地よさを感じ取ることが大切だと考えています。遊びが楽しく、子どもたちが進んで、様々な遊びを求めるようになれば、遊びもさらに広がり、一層、多様な動きを獲得できる循環が生まれることを期待しています。

今後も子どもたちが、面白い、やってみたいとワクワクしながら、意欲的に体を動かせる十分な時間と空間を大切に子どもたちの健やかな育ちを支えていきたいと思います。