さんだ 学び・子育て情報局「学校支援ボランティアの活動」令和3年2月1日放送分
地元FM局・ハニーFM(82.2MHz)に市職員が出演し、子育てに関する情報や、タイムリーな話題を分かりやすくお話しする広報番組「さんだ学び・子育て情報局」。毎月第1・3月曜日の12時~12時10分に放送していますので、ぜひお聴きください。
放送内容
学校支援ボランティアとは、小・中学校、特別支援学校の教育活動について地域の教育力を生かすため、保護者や地域のみなさんにボランティアとして支援(お手伝い)していただくものです。
コロナ渦でのスタート
緊急事態宣言下にも関わらず、4月から各学校が工夫してボランティア活動をスタートしました。
(4月当初の活動例)
- 地域コーディネーターさんを中心に、ボランティアさんと一緒になって子ども達へのマスクを手作りして配布する活動
- 登下校の安全見守り活動
- 新1年生の給食時間の安全を見守る活動
- 敷地内の除草活動
- 登校した児童生徒の目が付く場所に、赤や黄色の鮮やかな花が咲いているプランターを並べる活動 など
各学校区で「今だからできること」を学校と地域コーディネーターさんが連絡を取りながら工夫して活動が進められていました。
学校支援ボランティアの活動
学校支援ボランティアの登録者数はここ数年増加しており、現在は449名の方がボランティア登録されています。 (具体的な活動例)
- 登下校の安全を見守りながら挨拶をしていただいている安全見守りボランティア
- 敷地内の剪定・除草作業・学校園の管理活動や雑巾づくりなどの学習環境づくり
- 1年生の給食指導補助や校外活動の安全見守り
- 楽器演奏の指導補助や図書室管理・読み聞かせなどの特技を活かした専門性の高いもの など
また、チームを組んで取り組まれている活動もあります。
- 剪定作業チーム…登録されている方々が独自にチームを組んで、学校からの依頼があれば下見から作業まで行われています。
- 三田学校図書ボランティア連絡会…市内図書ボランティアさんの参加希望を募り、子ども達の図書環境の向上を願ってスキルアップのための学習や情報交換などをされています。
学校とボランティアをつなぐ「地域コーディネーター」
学校とボランティアをつなぐ地域コーディネーターさんが配置されている学校は、小学校15校、中学校1校の合計16校区あります。
学校環境や様々な学習活動を進めるうえでボランティアのご協力をお願いしたいことがあれば、地域のコーディネーターさんに連絡をして調整を進めるのですが、地域のコーディネーターさんがおられないない学校では、学校の先生が地域の団体やPTA等に相談したり依頼されたりするなど工夫されています。
全体像を把握できる地域コーディネーターさんがおられない校区では、地域の皆さん、ボランティアさん、学校のそれぞれの思いが伝わりにくい状況が続いているのではないかと思います。
健やか育成課では、依頼する側もされる側も安心して活動できる環境づくりができるように、コーディネーター発掘なども進めていますので、興味のある方がおられましたら健やか育成課までご連絡ください。
最後に
学校支援ボランティアの活動は、「できる人が、できる時に、できることを、無理なく、楽しく」をモットーに、地域の未来を担う人材を育て、未来のまちづくりにつながっていく活動です。
また、ボランティアの方々が培ってきた知識や技術、経験を発揮する場になるとともに活動を通して自らの生きがいや、人と人とのつながりを築いていく、大きな可能性を秘めている活動です。
ボランティア登録に関心がある方は、三田市役所健やか育成課までぜひお問い合わせください。皆さまのお申し込みをお待ちしております。
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更新日:2022年03月31日