令和6年8月8日市長臨時記者会見

更新日:2024年09月13日

ページID: 29218

 

記者会見の概要
日時

令和6年8月8日13時から14時15分まで

会場

本庁舎3階庁議室

出席者

市長、財政部長、総合政策部長、総合政策部次長、秘書課長、広報広聴課長、広報広聴課係長

報道機関

朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、神戸新聞、六甲タイムス

令和6年8月8日臨時記者会見で説明する田村市長の写真

記者会見項目

市長就任2年目に向けて

市長説明

昨年の8月8日に第8代三田市長に就任し、ちょうど本日2年目のスタート地点を迎えることになりました。これまでの振り返りにつきましては、前回の定例会見や、今月号の市広報誌のコラムのなかでお話をしてきておりますので、本日は任期2年目に向けた私の思いについてお話させていただきます。

財政構造改善への取り組み

ご承知のとおり、令和6年度当初予算において、大変苦しい決断でありましたが「高校生までの医療費の完全無料化」及び「中学校給食費の無料化」にかかる予算措置を行うことができず、早期の実現を期待されていた市民、特に子育て世代の皆さんの期待に沿えない形になってしまったことを、非常に重く受け止めています。加えて、本市の長期財政見通しにおける10年間で約46億円の収支不足の状況を考えると、今、三田で暮らす市民へのサービスの充実と、未来の三田を担う若者や子どもたちへの責任を果たすために財政の安定性を高めること、すなわち今も未来も「元気な三田」であり続けるための基盤固めこそが、何よりも急務であるとの思いを強くし、6年度の早期に「財政構造改善」に取り掛かることを、先の3月議会で表明しましたところです。
本日は、その「財政構造改善」の骨子をお示ししております。近年の予算決算等の現状について分析を行い、庁内で検討を重ねましたが、改めて本市が抱えている財政的課題として認識しましたのは、短期的には、「攻めの施策展開」への予算配分を可能とする仕組みを整えること、中長期的には、複数の大規模投資事業による財政負担増に伴う収支不足を解消することであります。
こうした課題の解決に向けた取り組みの詳細につきましては、「市民生活への影響を最小限にすること」「今の時代に適合すること」「これからの時代を見据えること」の3点を重視しながら、今後、全庁をあげて検討を行い、7年度予算を提案する際に、改めて具体的なプログラム案として公表させていただく予定でございます。

公共施設マネジメント推進に向けた基本方針の中間見直し

また、「財政構造改善」の項目の中には、長期的に財政効果を生み出す「公共施設の最適化」も掲げておりますが、その個別方針に当たる「三田市公共施設マネジメント推進に向けた基本方針」の中間見直しについても、このたび考え方を整理し、本日お示しをしております。私は就任以来、施設等に係る財政負担についても持続可能性の点から大きな課題認識を持っており、建設物価の高騰や市民生活の変化をはじめとする、ここ数年の大きな状況変化を踏まえると、さらなる取り組みが必要であると考えています。「施設の総量は縮小しても、サービスの質は充実する」考え方を基本として、今後各施設の方向性について具体的な検討を進め、これも「財政構造改善プログラム案」と同時期に見直し案をお示しさせていただきたいと考えております。

子ども施策の再体系化への取り組み

なお、「財政構造改善」の取り組みと並行し、「子ども・若者が生涯にわたって住み続けることに、『不安』ではなく『希望』を持てるまち」に資するかの視点から、すべての既存の施策や事業を整理・再構築する「子ども施策の再体系化」の作業を進めることとしています。この作業を通じて「こどもを核としたまちづくり」の実現に向け、重点化すべき施策・事業の考え方(つまり本市の政策の建付け、メリハリ)を明確化し、財政構造改善で得られた財源を効果的に配分することで、皆さんのご期待に応えることができるよう、取り組んでまいります。

その他の取り組みについて

現市民病院の跡地活用については、しっかりと計画どおりに進めていきます。また、新統合病院についても、関係機関と連携を密にとりながら前に進めてまいります。
野外活動センターについては、7月1日から直営による再開をし、私自身も2回現地に行き、利用者の声を直接聴いてきました。当施設の魅力は川遊びであり、今の施設をそのまま残してほしいという声を多くお聴きしました。今後、利用者アンケートや意見交換会で出た意見を取り入れた施設にしてまいります。
まちづくりについては、ニュータウン地域の再生や、旧地域の人口減少問題など各地域によってそれぞれ課題がありますが、順番にではなく同時に考え、優先順位を考えながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。
公民連携の推進については、これまで災害関連や神姫バスとの連携による取り組みを行ってまいりましたが、今後予定している神戸大学との包括連携協定のように、様々な展開が広がる可能性が生まれ、魅力のある連携協定が加速的に増やしていける手応えを感じており、1丁目1番地として取り組みを進めてまいります。また、特に災害関連の連携協定においては、不測の事態に備えられるものは全て含めて内容を広げていきたいと考えております。南海トラフ地震が発生した際には、阪神間の医療機関等が崩壊し、三田市が受け皿となることを想定した準備もしていく必要があり、庁内の意識も向上していかなければならないと思っております。
職員の意識改革については、職員全員が同じ方向を見て、同じ情報を共有しできる仕組みづくりに向けた取り組みを進めてきております。また、職員全員から提案を吸い上げていく仕組みを作り、ボトムアップという風土を作ってまいります。そして、私自らが目標管理の進捗を確認していく中で、できない理由を考えるのではなく、できる方法を考えていくという意識改革にも取り組んでまいります。
ハラスメントの撲滅については、3つの視点で取り組んでまいります。議員からのハラスメントについては、制定される条例が機能していくのかをしっかりと見ていくこと、また今までのハラスメントに対しても見逃すことなく引き続き対応を考えてまいります。次に庁内ハラスメントについては、今後実態把握をしていき対応を考え、市民からのハラスメントについては、録音体制の整備を検討してまいります。
他の市町がやっていないことであっても、変えていかなければならないことや、求められていることは意欲的に取り組んでいきたいと考えております。市民の皆さんが思っていることや、考えていることを感じるために、これからも多くの皆さんの声を聴き、市民目線で考える市長でありたいと思っております。以上、市長就任2年目に向けた私の思いでございます。

 

主な質疑応答

財政構造改善への取り組みについて

記者:主な歳入増の財源の柱として、未確定要素が高い「ふるさと納税の拡充」を掲げられているのはなぜなのか。他に歳入の増の柱がないのか。
市長:歳入を増やすメニューは非常に限られており、歳入増を考えられるアイテムとして「ふるさと納税」の取り組みが重要であると思っております。今回の財政構造改善は、歳出における予算配分の見直しが大きな要素であると考えております。
記者:財政構造改善を行うにあたり、市民に対して危機感や意気込みとして伝えたいことは?
市長:無償化施策等「こどもを核としたまちづくり」の重点施策を進めることが難しい財政状況があり、実現に向けてはその財源を捻出する必要があること、また、子育て世代の流出等人口減少問題があり、20万都市を想定したまちづくりから、立ち止まって現状にあった施設・サービスの見直し等を行っていく必要があることを伝えたいと思っております。今回は、サービスを削るといった行革ではなく財政構造の改善を行うものであり、今の形が変わってもより良いサービスにしていくこと、公共施設で言えば施設のダウンサイジングをしてもサービスは充実させるような改善に取り組んでいく予定であります。
記者:捻出された財源は具体的にどのような施策に使うのか。
市長: 2つの無償化を含めた「こどもを核としたまちづくりを実現するための施策」に対し重点的に配分していきたいと考えております。
記者:2つの無償化にどれくらい経費がかかるのか。
市長:R6年度の予算検討段階では約2.9億円を見込んでおりました。
記者:予算決算の乖離の見直し等により捻出が可能では?
市長:適正な予算見積への見直しは大きなポイントであると考えております。

県政について

記者:今回、県政が混乱していることについてどのように思っているのか。
市長:現時点において、市政として影響は出ていないが、今後の影響については危惧しております。政治家としては、ハラスメントの撲滅について取り組んでいる立場であり、今回の一件について真実を明らかにしてもらいたいと思っており、市民に対しても意思表示はしてまいりたい。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 広報広聴課 広報係
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5040
ファクス番号:079-563-1366

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