下水道のしくみ

更新日:2022年03月31日

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下水道のしくみ

わたしたちが使ったあとのよごれた水は、どこへ行くのでしょうか。

三田市では、家庭や学校の水洗トイレや台所からのよごれた水と雨などの水を、べつべつの管で集めています。これを分流式(ぶんりゅうしき)といいます。この方式では、よごれた水は下水処理(しょり)場で処理され、雨水(うすい)はそのまま川へ流されるため、大雨でも川をよごすことが少ないです。

分流式下水道のしくみの解説図

下水処理場ではどのように水をきれいにしているでしょうか?

下水処理場には、家庭や学校などから出てきたよごれた水が下水道管を通って、集まってきます。そのよごれた水をきれいにして川に流します。

下水処理場のしくみ
一次処理 下水処理場に集まってきたよごれた水は、沈砂池(ちんさち)に流れ込み、
砂や大きなゴミをスクリーンで取りのぞきます。
そして、最初沈殿池(ちんでんち)で水にとけない大きな汚れをゆっくり沈めていきます。
二次処理 微生物(びせいぶつ)が水のよごれを食べて分解(ぶんかい)してくれます。
このときに、空気を水にふきこんで、微生物の活動(かつどう)を活発(かっぱつ)にさせます。
微生物は、よごれを食べたり、体にくっつけたりして、沈みやすいかたまりになります。
そして、最終沈殿池で微生物のかたまりをゆっくり沈めていきます。
消毒処理 薬品をいれて、消毒(しょうどく)します。
下水の処理水にいる細菌(さいきん)は、ほとんどの場合、人体に害はありませんが、大腸菌(だいちょうきん)などの消毒を行ってから、川に水を流しています。
下水処理場のしくみの解説図

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