三田市史 第8巻 考古編

更新日:2022年03月31日

ページID: 3759

三田市域の考古学的調査成果の集大成!

数万年前の旧石器時代から7世紀時代の古墳時代までの主要遺跡の概要の集大成
奈良・平安時代以降については、市域の考古学的特徴である窯業生産と三田城(陣屋)遺跡を重点的に解説
これまで未報告の調査成果を含め、主要な179の遺跡を計1,159点の図版・写真・表とともに紹介

【在庫切れにつき、販売は終了しました】

三田市史考古編の背表紙と市史研究さんだ12号の表紙が並べられている写真

体裁

写真と本文が見開きの状態で写された「三田市史考古編」の見本写真

B5判、1,012ページ、付図:「三田市遺跡分布図」

平成22年3月31日

編集の特色

  • 約1000ヵ所にものぼる市内の考古学上の遺跡の一覧表を巻末に掲載
  • 市内の遺跡分布状況が一目でわかる「三田市遺跡分布図」を別添

主な目次

  • 第1章旧石器時代(遺跡数:9)
  • 第2章縄文時代(遺跡数:20)
  • 第3章弥生時代(遺跡数:23)
  • 第4章古墳時代(遺跡数:73)
  • 第5章奈良・平安時代(遺跡数:16)
  • 第6章中・近世の遺跡(遺跡数:33)
  • 第7章市史編さんに伴う考古学的調査の成果(遺跡数:5)

(注意)()内は取り上げた遺跡数

読みどころ

  1. 三田市域が現存県下最大級かつ、窯業との関係性や終末期における展開など、特徴のある古墳の密集地帯(市史では616基)であることが再確認され、展開過程の全体像が整理される
  2. 市域が古墳時代から江戸時代まで連綿と続く旧摂津国の一大窯業地帯であったことが明らかとなる
    (市史では古墳時代6基、奈良・平安時代37基、鎌倉・室町時代27基、江戸時代33基)
    特に江戸時代は三田焼のほか「丹波焼」生産の重要拠点でもあったことを解明
  3. 文献調査の成果ともあわせて、三田城(陣屋)の展開過程(有馬氏時代の三田城の破壊、松平氏時代の三田陣屋の再構築・九鬼氏による整備)の解明に見通しが立つ

参考資料のご紹介

市史執筆者や編者が市域の考古資料を集成する作業の過程で着想した研究論文11編を掲載した「市史研究さんだ第12号:考古論考特集」を同時刊行。

(在庫切れ)

閲覧のご案内

市史第8巻、市史研究さんだ第12号ともに在庫切れとなっております。市立図書館等で閲覧可能となっておりますので、そちらをご利用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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