三田市史 第2巻 通史編2 - 近代・現代

更新日:2022年03月31日

ページID: 1948

三田市域(旧摂津国 有馬郡)に関する46年ぶりの通史が完成!1970年代~90年代の懐かしい広報映画つき!

福沢諭吉と幕末・維新期三田藩の「改革」
明治2年三田藩一揆の背景と影響
阪鶴鉄道と「地域名望家」の役割
九鬼隆一と時代の先端をゆく明治期有馬郡の「通俗教育」・図書館・博物館
「昭和の大合併」と市域の形成
神戸市合併推進運動と北摂ニュータウン

体裁

写真付きのページ部分で大きく開かれている「市史第2巻」の見本写真
  • A5判、カラー、1,173ページ(口絵8頁、本文1,090頁、目次・資料等75頁)市史第2巻組見本
  • 付属DVD:「三田市広報映画選」付
  • 平成24年2月29日刊
  • 価格:2,500円(通史編1を購入された方は500円割引)(税込)

編集の特色

  • 写真・図版を多用(計653点)し、用紙や印刷・製本方法を吟味したカラー印刷。
  • 既刊の資料集との連携を重視するとともに、関連する資料や文献も提示。
  • 叙述の典拠となった身近にある地域の記録遺産・歴史遺産の姿を写真で紹介。

主な目次(通史1の続き)

柵と木に囲われた市役所の建物外観写真

第4部近代の三田(明治維新から「昭和の大合併」までの歴史)

  • 第1章維新の激動と新たな町村の成立
  • 第2章日清・日露戦争と地域社会の変容
  • 第3章第一次世界大戦とデモクラシー
  • 第4章「第二次世界大戦」と地域社会
  • 第5章戦後の三田における地域社会の形成
自転車に乗った人や通行人が行きかう建物周辺の写真

第5部三田市政のあゆみ(三田市の発足から今世紀初頭までの市政のあゆみ)

  • 第1章市制前史三田町の成立
  • 第2章西藤市政期昭和33年~42年
  • 第3章赤尾市政期昭和42年~46年
  • 第4章岡崎市政期昭和46年~54年
  • 第5章塔下市政前期昭和54年~平成元年
  • 第6章塔下市政後期平成2年~平成10年
  • 第7章岡田市政期平成11年~平成19年
三田まつりと書かれたアーチがあるT字路の写真

第6部市民生活のあゆみ(テーマ別の現代生活史)

  • 第1章市民の安全
  • 第2章農業の展開
  • 第3章商業と工業の展開
  • 第4章衛生・医療・福祉
  • 第5章教育と文化
  • 第6章地域コミュニティとまちづくり

映像資料:「三田市広報映画選」(DVD収録)

  • 「私たちの三田」(1971)
  • 「さんだの職場」(1971)
  • 「伸びゆく三田心のふれあう田園文化都市」(1982)
  • 「心のふれあう田園文化都市さんだ」(1987)
  • 「三田(まち)が翔びたつ」(1991)

目次

読みどころ

  • 明治2年(1869)三田藩一揆を軸に、幕末・明治維新期の特徴ある三田藩の「改革」とその背景を体系的に検討し、当時の政治動向の中での三田藩政の位置付けやその影響について大胆な試案を提示した。
  • 市史の調査で見出された全国的にも珍しい明治初期の「区務所」の文書、旧陣屋町から展開した町役場の文書を駆使して、特徴的ながら不明点も多い当時の兵庫県の地方制度の実態の解明に努めた。
  • 明治後半における「地方名望家」の地域社会における役割について、阪鶴鉄道(はんかくてつどう)の敷設や私立有馬会をテーマに具体像を示した。
  • 昭和の戦争前後については、生活史的な観点からの記述にも心がけた。
  • 神戸市合併問題を基軸に、旧有馬郡における「昭和の大合併」と三田市(域)の成立について体系的に叙述した。
  • 市制施行から北摂ニュータウン開発計画樹立までの過程を、各市政を単位として時期区分をおこない、財政問題と市の「体質改善」そして「水の確保」の問題に連なる構造のもとに位置付けて検討した。
  • 「成熟のまちづくり」のあゆみを、「主核・副核構想」をキーワードと位置付けて叙述した。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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