市史研究さんだ第10号

更新日:2022年03月31日

ページID: 3437
淡いグリーンと白の2色で印刷された「市史研究さんだ第10号」の表紙
写真やテキストが段組みされた「市史研究さんだ第10号」のページ見本

体裁

  • 平成20年3月刊
  • B5判
  • 112ページ
  • 税込価格:800円

主な内容

巻頭写真 九鬼隆国書蹟

  • 三田藩は、10代藩主の九鬼隆国が、陣屋持ちから、城主格に引き上げられる。
  • この歌は、隆国がそのよろこびを歌ったものである。

1 研究論文

(1)「幕末維新期における北摂三田商人の金物取引について」:三浦俊明

三田町の朝野家に所蔵される商用の手紙を素材として、江戸時代終わり頃の金物取引の内容と流通市場のあり方を具体的に論じる。大坂を中心とした市場に対して三田の市場が相対的な独立を保持していたことを明らかしている。

(2)「私立有馬会と三田地域」:北泊謙太郎

明治25年(1892)に結成された.社会教育団体である私立有馬会の沿革・活動内容・担い手を具体的に論じる。

(3)「近代三田における生活様式の変化」:李東彦

電灯と電話の普及状況を示す史料を素材に明治末から昭和初期の三田地域の生活の様子を具体的に述べる。

2 書評

『三田市史』 第四巻近世資料:常松隆嗣

『三田市史』第四巻近世資料の書評。概要の紹介とその活用方法を提示する。

3 座談会

『三田市史』 第四巻近世資料を刊行して

  • 『三田市史』第四巻近世資料執筆者と事務局担当者による座談会。近世資料の作成過程やその中で得られた知見を明らかにする。
  • 資料収集・整理から原稿作成、そして史料選択・掲載にかけての作業の背景や通史編へ向けての展望にも触れる。

4 資料紹介

『小寺泰治郎翁歴伝』稿本(第二回)

  • 幕末・明治維新期の三田藩のキーパーソンの一人、小寺泰次郎に関する新出の伝記を翻刻・紹介する連載の第2回。
  • 本号では、代官時代の精力的にして斬新な活動を中心に記載。
  • 幕末・明治維新期の三田藩政を検討する上での基本資料となりうる。

5 平成18年度「三田市史を読む会」近代資料編1の概要

市史第5巻近代資料1に掲載された歴史資料をテーマとした全5回講座の記録。

6 皆様の声の概要

平成17・18年度に開催した「市史編さん講演会」および「市史を読む会」参加者の皆様から寄せられたご意見の概要

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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