市史研究さんだ第9号

更新日:2022年03月31日

ページID: 3435
写真とテキストが段組みされた「市史研究さんだ第9号」のページ見本

体裁

  • B5判
  • 128ページ
  • 税込価格:1000円
  • 平成19年3月刊

主な内容

1 研究論文

(1)「多田行綱と源義経の挙兵」:元木 泰雄

平成16年度実施の「三田市史を読む会」での講義を踏まえ、市域にもひろがる多田荘ゆかりの武士で「一ノ谷合戦」において重要な役割を果たした多田行綱の事跡と、源義経の源頼朝に対する挙兵の背後関係について論究

(2)「幕末・明治維新期の鋳物師と真継家」:印藤 昭一

朝廷の「御鋳物師」に任命された三田町の朝野家に所蔵される史料をもとに、明治維新前後の御用鋳物師の意義やその任命権者である京都の公家、真継家の役割について検討

(3)「『大区小区制』期における『区』運営」:三村 昌司

高平地区の奥野家に所蔵された全国的にも極めて貴重な明治前期の地方行政史料をもとに、未解明の部分が多い当時の地方行政制度である「大区小区制」の運営状況の一端を解明

(4)「『田園文化都市』三田の都市的なりたち」:岩崎 信彦

平成16年度実施の「三田市史編さん講演会」での講演内容を踏まえ、「成熟都市」としての内実を問われようとしている本市の都市的な成り立ちを、社会学の観点から概観

2 資料紹介

小寺泰次郎翁歴伝』稿本

幕末・明治維新期の三田藩のキーパーソンの一人で、明治初期の神戸市政にも深く関わった小寺泰次郎に関する新出の伝記を翻刻・紹介する連載の第1回。本号では生い立ちから白洲退蔵との協働による藩政改革への着手までを掲載。幕末・明治維新期の三田藩政や黎明期の神戸市政を検討する上での基本資料となりうる。

3 平成17年度「三田市史を読む会」地理編の概要

市史第10巻地理編に掲載された歴史資料をテーマとした全4回の講座の記録

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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