三田歴史通信「三田市の文化財の中で龍に関係するお話」令和6年1月4日放送

更新日:2024年01月15日

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 地元FM局・ハニーFM(82.2メガヘルツ)に市職員が出演し、三田市の歴史のこぼれ話・郷土学習に関する取り組みやサービスなどについて分かりやすくお伝えする番組です。毎月第1木曜日の15時10分~15時20分に放送していますのでぜひお聞きください。

彫像やイラストなどの写真が添えられた「三田歴史通信」のPRイメージ

放送内容

今回は、今年が辰年ということで三田市の文化財の中で龍に関係するお話をしています。

龍が出てくる三田の民話としては「通幻禅師と竜のうろこ」という、永澤寺の初代住職の通幻禅師が女性に化した竜を元の姿に戻したお礼に大干ばつ時に雨を降らせるうろこをもらった話があります。また「竜神池の金の鶏」は小柿区にある感応寺が舞台で金の鶏の置物を明智光秀が攻めてきた時に池に投げ込んで隠したが、それから何百年か後に若者が山仕事で入ると鶏の鳴き声を聞くようになり、鳴き声を聞いた時は薪が多く取れよく売れ儲けたお金で家を建て親孝行した話が村人に知られていくうちに、金の鶏はこの池の主の竜に守られているという噂になり竜神池と呼ばれるようになった話があります。他に数か所の寺社では龍の彫刻が見られ、特徴的なものとしては、井ノ草天満神社や永澤寺の彫刻は龍が前面に飛び出しており迫力のある表現であり駒宇佐八幡神社の彫刻は龍に羽が生えたドラゴンのようになっています。また、三田焼や三田青磁にも雲や波と一緒に龍が見られることを説明しています。

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