十倉城異変

更新日:2022年03月31日

ページID: 4164
悔い悩む男の頭上にそっと手を添えようとしている女性のイラスト

時の十倉城主・森本道賀(みちが)は、奥方を赤松氏の一族から迎えていた。

そのうち「奥方は敵方の回し者らしい」という噂が広まった。無実の疑いをかけられた奥方は強く否定したが、逆上した道賀は奥方の首をはね、首と胴を別々に埋めた。

その後、首塚や館に亡霊が出はじめた。奥方の夢にうなされ自分の仕打ちを悔いた道賀は、首と胴を一緒にして丁寧に弔(とむら)った。

それからは亡霊が出なくなり、もとの平和な十倉に戻ったという。

イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年

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