鬼退治祈願の観音半身像

更新日:2022年03月31日

ページID: 4091

平安時代、源頼光は総勢6人で丹波の大江山に鬼退治に向かった。下槻瀬の蓮華寺にあった彫りかけの観音菩薩に鬼退治祈願をした。鬼のいる山に入る途中の洞穴で白髪の老人から鬼退治の秘策を聞く。秘策の通り鬼退治を行い、都へ帰る途中、三田の小野で雨宿りをし、お礼に兜を置いていった。頼光は洞窟で出会った白髪の老人はもしかすると蓮華寺で祈願した観音半身像の化身ではないかと思い至り、再び蓮華寺に詣でお礼を言った。今、その観音半身像は寺宝として蓮華寺の多宝塔の中におられる。

鬼退治に挑む男たちに、鬼の飲む酒に細工をするように教える白髪の老人のイラスト

イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

メールフォームからのお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?