井沢のたてわら様

井沢あたりは洪水や水不足に悩まされていました。
ある年、大洪水になり何日かして水が引いた後にぽつんと藁で編んだ「たて」が残っていました。中を覗くと小さな神様がいました。そこで「たてわら様」と呼び氏神様として大切にまつりました。
大雨が降るので、村人がお社を高い所に移したところ、村に恐ろしい疫病が流行りました。占師は「たてわら様が元の場所に戻してほしいと言っている」と言いました。村人は元の場所に立派なお社を建ててまつりました。
井沢のたてわら様は氏神春日神社として今も大切にまつられています。
イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より
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更新日:2022年03月31日