貴志のゴロジロ池とオナギ池

更新日:2022年03月31日

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村人たちが手を合わせている様子のイラスト

今のウッディタウンの辺りは、かつては谷あいで「農山(のやま)」と言っていた。

貴志(きし)の川添いの田は、弥生時代より稲作が始められていたが、水は溜め池に頼っていた。

日照りが続くと、すぐ水は枯れてしまった。

そこで、鎌倉時代の終わり頃の豪族、貴志五郎四郎義氏が谷間をせき止め、二つの大きな池を作らせた。

そのおかげで水に困ることもなくなって、いつも米はよくできた。

村人たちは五郎四郎夫妻の恩を忘れまいと感謝の心をこめて、「五郎四郎(ごろじろ)池」「御内儀(おなぎ)池」と呼ぶようになった。

現在では、池は埋められてニュータウンとなっている。

イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年

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