花山院と十二妃の墓
第65代花山(かざん)天皇は、19才で皇位を去り、仏門に入り法皇となられた。
そして、三十三ヶ所の霊場(れいじょう)をまわり、ここ三田の紫雲山(しうんざん)で隠遁(いんとん)されたので、この寺を花山院と呼ぶようになった。
京(みやこ)の女官11人は、法皇を慕って花山院を訪ねたが、女人禁制の為、尼となって山のふもとに住んだ。
尼達は、坂を登って、これ以上立ち入れない所で琴を弾いて法皇をおなぐさめした。
それでこの参道の坂を、「琴弾坂(ことひきざか)」と言うようになった。
また、いつの頃からか定かでないが、この地を「尼寺(にんじ)」と呼ぶようになった。
尼寺の中央の丘に、妃の弘徽殿(こきでん)祇子と11人の女官の墓がある。
イラスト:岩本芳子
出展:三田市教育委員会「みんわまっぷ」平成7年
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更新日:2022年03月31日