閻魔王宮から持ち帰った曼荼羅

更新日:2022年03月31日

ページID: 1894

下槻瀬の蓮華寺には尊恵上人にまつわる曼荼羅とお経・数珠が大切に納められています。
 尊恵上人がある晩、閻魔大王から大法会に招かれます。皆は上人が地獄から帰ってこれないかもしれないと心配しましたが、仏の世界をしるした曼荼羅・お経・数珠を持って向かいました。
 閻魔大王と対決しましたが、人々の信頼を得ている上人は、生き返りました。その後地獄で「平清盛は、えらいお坊さんの生まれ変わりである。」と聞いたことが清盛に伝わり、ほうびをもらいました。閻魔王宮から持ち帰った曼荼羅とお経水晶の数珠は上人が亡くなったのち、蓮華寺に伝えられました。

曼荼羅を背景に尊恵上人と男性が顔を見合わせて話し合っているイラスト

イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より

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