香下の観音さん

更新日:2022年03月31日

ページID: 1881
袖をまくって彫像をしている職人と観音菩薩像のイラスト

日羅上人はお告げを信じて、すばらしい香りのする木を探し当て、観音菩薩像を彫りました。かぐわしい香りは山すその村々まで漂い、以来この地を「香下」といい、寺を「香下寺」といいます。
帝が病の治療のため有馬へ湯治にこられた時、使者を菩薩様のお参りに遣わしました。帝はたいそう元気になり国もよく治まったといわれています。
その後、観音信仰が盛んになり、「香下の観音さん」と呼ばれ、多くの人がお参りするようになったということです。

イラスト 笹倉 尚光
三田の民話100選(下)より

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