市指定文化財(平成24年3月指定)

更新日:2022年03月31日

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四物件を市指定文化財に指定しました!(平成24年3月)

このたび、教育委員会では以下の四物件を市指定文化財に指定しました。

各資料は三田のあゆみを知る極めて貴重な地域資源です。

今後も教育委員会では、保存と継承、適切な活用を図るべく事業を進めていきます。

三田焼絵付関係資料(市教育委員会所蔵)

三田焼に描く文様や、釉薬の配合・調合を記した資料3点で、三田を代表する工芸品である三田焼の技術を知ることができる貴重な資料です。

絵手本控

麻紐のようなものでページの端を括られた「絵手本控」の写真
水色、朱色の筆で植物の絵や文様が記されている「絵手本控」の写真

呉州赤絵下絵帳

赤と黒の筆で特徴的な模様のデザインが書き留められている「呉州赤絵下絵帳」の写真

絵薬・釉薬配合帳

古めかしい紙面に、筆文字で薬の配合などについて記されている「絵薬・釉薬配合帳」の写真

三田城下図(勝本氏所蔵)

1700年代初頭の情報を記しているとみられる、三田陣屋と陣屋町およびその周辺を描いた彩色の絵図。

約80センチメートル四方の大きさで、当該地区に居住した家臣名が記されているほか、三田の町とそこから望む景観を視覚的に知ることのできる希少な資料です。

細かな文字が書き込みされている三田城下図の写真

摂津・丹波国境争論資料(赤井氏所蔵)

元禄4年(1691年)に提訴された摂津国と丹波国の国境(現在の三田市と篠山市の境)をめぐる論争にかかるもの。

当時の集落や山の景観をうかがえる彩色絵図4点と争論過程を記した文献資料11点が含まれた、当時の郷土の姿を知ることのできる歴史資料です。

木の箱に丁寧に収められている「摂津・丹波国境争論資料」の写真

諸事風聞記(個人所蔵)

幕末・維新期の政治、経済、世相などに関する日記形式の詳細な記録。

三田に限らず、大阪、京都など周辺地域に関する風聞も広く記され、当時の情勢を知ることができる兵庫県下でも屈指の資料です。

「諸事風聞記」と書かれた冊子と、年号などが書かれている日記の冊子、ページが開かれて置かれている冊子が並んでいる写真

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 文化スポーツ課
〒669-1595 兵庫県三田市三輪2丁目1番1号
電話番号:079-559-5144(文化担当)、079-559-5145(生涯学習担当)、079-559-5022(スポーツ担当)
ファクス番号:079-563-1360

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