稲引・樽引神事(加茂神社)

更新日:2022年12月28日

ページID: 19510
稲引・樽引神事
情報
名称 稲引・樽引神事
読み いなひき・たるひきしんじ
所有者 加茂神社
指定区分
種別 無形民俗文化財
年代 -
指定年月日 平成3年3月22日
所在地 加茂
地区 広野
数量 -

稲引・樽引神事は加茂神社秋祭の宵宮に行われる三田一の火祭である。

宵宮の祭典のあと、手に火の付いた松明を持った男衆が馬場先(一の鳥居から二の鳥居までの間)で待ち構える。その中を稲を肩にになった稲持ち役が、「エイトーエイトー」と言いながら松明をふりまわしつつ社殿に向かう。稲束に手を掛け、力任せに引き合いながらグルグルと回る。2つできた人の輪が近づくと、松明を打ちつけ合い、火の粉が飛ぶ。やがて稲束が社殿に収められるとついで樽が男衆に渡され、引っ張り合ったり地面に打ちつけたりして力試しをしつつ、やがて樽が割れると神事が終わる。