稲引・樽引神事(加茂神社)
名称 | 稲引・樽引神事 |
読み | いなひき・たるひきしんじ |
所有者 | 加茂神社 |
指定区分 | 市 |
種別 | 無形民俗文化財 |
年代 | - |
指定年月日 | 平成3年3月22日 |
所在地 | 加茂 |
地区 | 広野 |
数量 | - |
稲引・樽引神事は加茂神社秋祭の宵宮に行われる三田一の火祭である。
宵宮の祭典のあと、手に火の付いた松明を持った男衆が馬場先(一の鳥居から二の鳥居までの間)で待ち構える。その中を稲を肩にになった稲持ち役が、「エイトーエイトー」と言いながら松明をふりまわしつつ社殿に向かう。稲束に手を掛け、力任せに引き合いながらグルグルと回る。2つできた人の輪が近づくと、松明を打ちつけ合い、火の粉が飛ぶ。やがて稲束が社殿に収められるとついで樽が男衆に渡され、引っ張り合ったり地面に打ちつけたりして力試しをしつつ、やがて樽が割れると神事が終わる。
更新日:2022年12月28日