千本づき(高売布神社)
名称 | 千本づき |
読み | せんぼんづき |
所有者 | 高売布神社 |
指定区分 | 市 |
種別 | 無形民俗文化財 |
年代 | - |
指定年月日 | 昭和62年3月26日 |
所在地 | 酒井 |
地区 | 高平 |
数量 | - |
高売布神社例祭にお供えする餅をつく神事である。
この神事に参加奉任することができる人は、その年度内に生まれた子どもを持つ父に限られている。いつの頃から始まったか明らかではないが、高平の総社であり延喜式内社でもあるところから、起源は中世にまでさかのぼることができよう。
餅つきは例祭の2日前、10月7日の朝から行われる。大鼓をうち「礎搗歌」を歌う人の節に合わせて、杵を持った人が調子よくつく。つき終わると、つまみ切りして唐櫃へおさめ神前へ運んで置く。例祭当日は唐櫃の餅を7個盛7皿、9個盛9皿に入れて献供、残りは氏子にくばって持ち帰ってもらうことになっている。今もこの古式豊かな伝統行事をとり行っている。
更新日:2022年12月28日