千本づき(高売布神社)

更新日:2022年12月28日

ページID: 19507
千本づき
情報
名称 千本づき
読み せんぼんづき
所有者 高売布神社
指定区分
種別 無形民俗文化財
年代 -
指定年月日 昭和62年3月26日
所在地 酒井
地区 高平
数量 -

高売布神社例祭にお供えする餅をつく神事である。

この神事に参加奉任することができる人は、その年度内に生まれた子どもを持つ父に限られている。いつの頃から始まったか明らかではないが、高平の総社であり延喜式内社でもあるところから、起源は中世にまでさかのぼることができよう。

餅つきは例祭の2日前、10月7日の朝から行われる。大鼓をうち「礎搗歌」を歌う人の節に合わせて、杵を持った人が調子よくつく。つき終わると、つまみ切りして唐櫃へおさめ神前へ運んで置く。例祭当日は唐櫃の餅を7個盛7皿、9個盛9皿に入れて献供、残りは氏子にくばって持ち帰ってもらうことになっている。今もこの古式豊かな伝統行事をとり行っている。