禁制札(永沢寺)

更新日:2023年01月04日

ページID: 19487
禁制札
情報
名称 禁制札
読み きんせいさつ
所有者 永沢寺
指定区分
種別 歴史資料
年代 室町時代
指定年月日 平成4年6月30日
所在地 永沢寺
地区 小野
数量 1面

永沢寺は応安3年(1370)、後円融天皇の勅願所として、菅領細川瀬之が痛幻寂霊禅師を招いて曹洞宗青原山の開山とした。以来細川菅領家から寺方へ寺領を安堵するため禁制札が交付されてきた。これは明応元年(1492)時の鎌倉幕府菅領細川右京大夫政元から下付されたものである。

立札制札は上辺を屋根形にし、札に禁制文を墨書するのがふつうであるが、これは陰刻されていて裏に吊金具が残っている。多分雨風に曝されてもよい門前の屋根下か、塀に掲示されてたものであろう。