禁制札(永沢寺)
名称 | 禁制札 |
読み | きんせいさつ |
所有者 | 永沢寺 |
指定区分 | 市 |
種別 | 歴史資料 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 平成4年6月30日 |
所在地 | 永沢寺 |
地区 | 小野 |
数量 | 1面 |
永沢寺は応安3年(1370)、後円融天皇の勅願所として、菅領細川瀬之が痛幻寂霊禅師を招いて曹洞宗青原山の開山とした。以来細川菅領家から寺方へ寺領を安堵するため禁制札が交付されてきた。これは明応元年(1492)時の鎌倉幕府菅領細川右京大夫政元から下付されたものである。
立札制札は上辺を屋根形にし、札に禁制文を墨書するのがふつうであるが、これは陰刻されていて裏に吊金具が残っている。多分雨風に曝されてもよい門前の屋根下か、塀に掲示されてたものであろう。
更新日:2023年01月04日