礎石(金心寺)

更新日:2023年01月04日

ページID: 19458
礎石
情報
名称 礎石
読み そせき
所有者 金心寺
指定区分
種別 考古資料
年代 奈良時代
指定年月日 平成元年3月22日
所在地 天神
地区 三田
数量 1基

この礎石は昭和26年ごろ有馬高校北校舎の運動場拡張工事の際、多数の礎石や中世の墓石とともに出土したものの一つで、有馬高等学校所在の礎石とともに保存された。

長さ約78cm、幅64cm、高さ60cmをはかる花崗岩の自然石の上面に直径30cm、高さ1.8cmの柱座をつくり出し、さらにその中央よりやや外れたところに、直径10cm、深さ6.5cmの小穴を設けてほぞ穴とする。

出土状態が不明であるが、有馬高等学校所在の礎石とほぼ同等の形態をしていることから、同一の建物に使用されたものと考えられる。なお、金心寺には屋敷町出土と伝えられるもう一つの礎石がある。