礎石(県立有馬高校)
名称 | 礎石 |
読み | そせき |
所有者 | 県立有馬高校 |
指定区分 | 市 |
種別 | 考古資料 |
年代 | 奈良時代 |
指定年月日 | 平成元年3月22日 |
所在地 | 天神 |
地区 | 三田 |
数量 | 1基 |
三田市屋敷町付近からは、奈良時代初頭の創建とされている金心寺廃寺の瓦が多数出土することから、この付近にかつての中心伽藍があったと考えられている。現在の天神にある金心寺は屋敷町から明治2年に移転したものである。
この礎石は昭和26年ごろ有馬高校北校舎の運動場拡張工事の際、多数の礎石や中世の墓石とともに出土したものの一つである。
長さ83cm、幅73cm、高さ51cmをはかる花崗岩の自然石の上面に直径33cm、高さ1.5cmの柱座をつくり出し、さらにその中央に直径11cm、深さ2cmの小穴を設けてほぞ穴とする。原位置を移動しているもので、金心寺廃寺の伽藍との関係は不明である。
更新日:2023年01月04日