足利義詮御判御教書(個人蔵)
名称 | 足利義詮御判御教書 |
読み | あしかがよしあきらごはんごきょうしょ |
所有者 | 個人蔵 |
指定区分 | 市 |
種別 | 古文書 |
年代 | 南北朝時代 |
指定年月日 | 平成元年3月22日 |
所在地 | 大原 |
地区 | - |
数量 | 1通 |
正平6年(観応2年・1351)ここは赤松氏の支配するところであった。円心の嫡子摂津守護範資は足利尊氏に属し三男則祐も尊氏の幕下にあって南北朝の戦いを進めていたが正平の一統なってしばらく休戦、しかし南朝側の違約から再び動乱となった。播磨・摂津の各所で合戦があり、国衆へ動員の命令が下されたものがこれである。日付下に義詮将軍花押のある直書である。
香下城攻防戦もこのころで、近くでの戦闘は西宮の甲山付近・川西の栄根などで行われた。
為摂津国凶徒退治差遣 陸奥左近大夫将監政氏了 早可致忠節之状如件 正平七年正月甘二日 (花押) 大原五郎左衛門尉殿 |
更新日:2023年01月04日