住吉神社領杣山四至并造替諸役差定所(住吉神社)
名称 | 住吉神社領杣山四至并造替諸役差定所 |
読み | すみよしじんじゃりょうそまやまししならびにつくりかえしょさじょうしょ |
所有者 | 住吉神社 |
指定区分 | 市 |
種別 | 古文書 |
年代 | 鎌倉時代 |
指定年月日 | 平成元年3月22日 |
所在地 | 大川瀬 |
地区 | 藍 |
数量 | 1通 |
文書の右上に「住吉神社殿九万八千条御杣山之塚頭、文永二年乙丑十一月三日書下了」、左下に「住吉之社御造営之御字大川瀬ニテ御事始依有書下了、此左右衛門ニ不出書也」と書かれている。中央に円、その内と外に住吉神社の神領である庄名、郷名、村名と諸役が書きこまれ、円内下部に足利義詮らしい花押がある。住吉大社の造営にあたって神領の村々へ諸訳が賦課されたという史料として貴重なものである。
摂津国住吉大社の神領は国内だけでなく播磨国賀茂郡・多可郡・丹波国多紀郡・表情郡に及びその面積は9万8千町歩に及んだという。今も加古川流域に多くの住吉神社がまつられていて大川瀬もその1つで加古川支流の東條川沿いにある。
更新日:2023年01月04日