松山荘桑原村公文職補任状(個人蔵)

更新日:2023年02月10日

ページID: 18914
松山荘桑原村公文職補任状
情報
名称 松山荘桑原公文職補任状
読み まつやまのしょうくわばらむらくもんしきふにんじょう
所有者 個人
指定区分
種別 古文書
年代 鎌倉時代
指定年月日 昭和62年12月28日
所在地 桑原
地区 -
数量 1通

摂津国松山庄内桑原村(市内桑原地区)の荘園管理を委せた室町幕府の補任状である。左衛門尉源康仲については詳かではないが、大原青原寺の松山系図写に「宗仲、松山三郎左衛門尉ト称ス、多田満仲ノ後裔松山ノ庄ヲ領ス……建武ノ頃足利将軍ニ属シ香下ニ城ヲ構ヘ……貞治4年(1365)四月六日卒」した人物とかかわりあるかもしれない。

松山荘は仁平3年(1153)「台記別記」によれば左大臣藤原頼長領であったのが初見、以降摂関家領として続いた。

詳細

(花押)

下 摂津国松山庄内桑原村

定補 公文職事

左衛門尉源康仲

右以人為彼職御年貢以下恒例臨時

御公事等特可抽忠勤之状如件

(一三二四)

元享四年五月 日