松山荘桑原村公文職補任状(個人蔵)
名称 | 松山荘桑原公文職補任状 |
読み | まつやまのしょうくわばらむらくもんしきふにんじょう |
所有者 | 個人 |
指定区分 | 市 |
種別 | 古文書 |
年代 | 鎌倉時代 |
指定年月日 | 昭和62年12月28日 |
所在地 | 桑原 |
地区 | - |
数量 | 1通 |
摂津国松山庄内桑原村(市内桑原地区)の荘園管理を委せた室町幕府の補任状である。左衛門尉源康仲については詳かではないが、大原青原寺の松山系図写に「宗仲、松山三郎左衛門尉ト称ス、多田満仲ノ後裔松山ノ庄ヲ領ス……建武ノ頃足利将軍ニ属シ香下ニ城ヲ構ヘ……貞治4年(1365)四月六日卒」した人物とかかわりあるかもしれない。
松山荘は仁平3年(1153)「台記別記」によれば左大臣藤原頼長領であったのが初見、以降摂関家領として続いた。
(花押) 下 摂津国松山庄内桑原村 定補 公文職事 左衛門尉源康仲 右以人為彼職御年貢以下恒例臨時 御公事等特可抽忠勤之状如件 (一三二四) 元享四年五月 日 |
更新日:2023年02月10日