木造仁王像(蓮花寺)
名称 | 木造仁王像 |
読み | もくぞうにおうぞう |
所有者等 | 蓮花寺 |
指定区分 | 市 |
種別 | 彫刻 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和60年5月1日 |
所在地 | 下槻瀬 |
地区 | 高平 |
数量 | 2躯 |
三田には仁王像のある門は少ない。中でも中世の作とみられるものは2寺しかない。その1つがこの蓮花寺である。
頭上には鬘を、上半身は裸形、腰に裳をまとい、阿形力士は左手をふりあげて打ちかからんとする姿勢、吽形の右手指をいっぱい開けて押しとどめようとする姿、それぞれの行動に合致する実感のこもった顔と形につくられている。首から胸にかけて、腕・脚や腹の筋肉のたくましさや腰布のひるがえりと深い襞は誇張されているが、写実的に見える。
寺伝によれば鎌倉時代の著名な仏師運慶の作と伝える。
更新日:2023年02月09日