絹本著色弘法大師行状図絵及び縁起(感応寺)
名称 | 絹本著色弘法大師行状図絵及び縁起 |
読み | けんぽんちゃくしょくこうぼうだいしぎょうじょうずえおよびえんぎ |
所有者等 | 感応寺 |
指定区分 | 市 |
種別 | 絵画 |
年代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和62年12月28日 |
所在地 | 小柿 |
地区 | 高平 |
数量 | 8幅 |
真言宗開祖空海上人の一生を描いた行状図絵8幅と、この絵伝を完成させるまでのいきさつを述べた本1冊とが指定されている。
「行状鏡」は文政4年(1821)院主と惣代らが発願し、村内はもとより近郊から大坂までも浄財を推進してまわり、同7年絵伝完成、翌年この行状曼荼羅図絵の法要を行ない内外に披露したことを述べている。
図絵8幅共保存状態よく、彩色顔料は200年近くを経てきたものとは思えない程鮮やかに残っており、微に入り細にわたるこうした連続肉筆細密画仕上げの軸物は少ない。
江戸時代後期の村人たちによる大師信仰を知る上でも貴重な資料である。
更新日:2023年01月11日