絹本著色釈迦十六善神像(青原寺)
名称 | 絹本著色釈迦十六善神像 |
読み | けんぽんちゃくしょくしゃかじゅうろくぜんじんぞう |
所有者等 | 青原寺 |
指定区分 | 市 |
種別 | 絵画 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和62年12月28日 |
所在地 | 大原 |
地区 | 三輪 |
数量 | 1幅 |
大般若経を護持する十六の善神と中央上段に釈迦三尊を配したこの構図が一般的である。
十六善神は古来インドの神であったが、釈迦の説法を聞いて仏法に帰依し、以来大般若経を信奉する人たちを護るようになったといわれる。武器を持ち甲胄で身を固め、憤怒の形相で三尊を囲んでいるのはこの理由による。
貴志の慶安寺蔵のものよりはやや時代は新しいが、それと同じように中国の宋・元の画風の影響が濃くみられる仏画である。
なお、青原寺には文永7年(1270)の裏書ある大般若経600巻(市指定)を蔵している。
更新日:2023年01月11日