石造五輪塔(波豆川)
名称 | 石造五輪塔 |
読み | せきぞうごりんとう |
所有者等 | 波豆川 |
指定区分 | 市 |
種別 | 建造物 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 平成元年3月22日 |
所在地 | 波豆川 |
地区 | 高平 |
数量 | 1基 |
反花付きの二重基壇上に立っている。波豆産の石英粗面岩製の完形品である。銘文・種字などは刻まれていないが、川下の波豆地区(宝塚市)八幡神社横にある康永2年(1343)銘の五輪塔と酷似しており、同じ頃のものと推定される。
基礎と塔身はやや低く基壇上にどっしりと構えた状態になっている。笠部、請花・宝珠部もまた同様で、ヨコの長さに比べて高さは低いつくりである。
この五輪塔は殿様墓と呼ばれる場所に立っていて、これが由来についてはむかしの物語として伝えられているが、その歴史的事実は明らかでない。
更新日:2023年01月04日