駒宇佐八幡神社舞殿・長床
名称 | 駒宇佐八幡神社舞殿・長床 |
読み | こまうさはちまんじんじゃまいどの・ながとこ |
所有者等 | 駒宇佐八幡神社 |
指定区分 | 市 |
種別 | 建造物 |
年代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和60年5月1日 |
所在地 | 上本庄 |
地区 | 本庄 |
数量 | 2棟 |
舞殿は一間四方茅葺入母屋造、四隅自然石の礎石上に角柱を立て、床は板敷、腰板ははらず風とおしのよい建て方である。
長床は社前正面、入母屋瓦葺正面7間側面2間、床板敷の建物で腰板をめぐらせている。柱間中央下に参詣道から庭前へ出る床下道がもうけられていて、お参りの人は、この抜け階段をのぼって神前へ出るようになっている。再三の修理はあったが、「奉再興、九鬼孫次郎様(2代目藩主隆昌)御建立也」と書かれた承応3年(1654)の棟札があるが、正徳の頃に水害にあったことが記録に見え、安永囚(1775)藩主再建のものである。
この地域では、近世初期から中ごろにかけて舞殿や長床づくりが流行した。これもその1つである。
更新日:2023年01月04日