駒宇佐八幡神社舞殿・長床

更新日:2023年01月04日

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駒宇佐八幡神社舞殿・長床
情報
名称 駒宇佐八幡神社舞殿・長床
読み こまうさはちまんじんじゃまいどの・ながとこ
所有者等 駒宇佐八幡神社
指定区分
種別 建造物
年代 江戸時代
指定年月日 昭和60年5月1日
所在地 上本庄
地区 本庄
数量 2棟

 

舞殿は一間四方茅葺入母屋造、四隅自然石の礎石上に角柱を立て、床は板敷、腰板ははらず風とおしのよい建て方である。

長床は社前正面、入母屋瓦葺正面7間側面2間、床板敷の建物で腰板をめぐらせている。柱間中央下に参詣道から庭前へ出る床下道がもうけられていて、お参りの人は、この抜け階段をのぼって神前へ出るようになっている。再三の修理はあったが、「奉再興、九鬼孫次郎様(2代目藩主隆昌)御建立也」と書かれた承応3年(1654)の棟札があるが、正徳の頃に水害にあったことが記録に見え、安永囚(1775)藩主再建のものである。

この地域では、近世初期から中ごろにかけて舞殿や長床づくりが流行した。これもその1つである。