駒宇佐八幡神社本殿
名称 | 駒宇佐八幡神社本殿 |
読み | こまうさはちまんじんじゃほんでん |
所有者等 | 駒宇佐八幡神社 |
指定区分 | 市 |
種別 | 建造物 |
年代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和60年5月1日 |
所在地 | 上本庄 |
地区 | 本庄 |
数量 | 1棟 |
棟札によれば明和3年(1766)8月に作りはじめ翌年に上棟した。8代藩主九鬼隆邑と須磨田6ヵ村民の浄財寄進により再建されたのが今の豪華な本殿である。再建理由は単なる老朽によるものでなく、この年4・5月になっても冬、夏大旱魃であったため藩主直々の祈願参詣された記録からみて、神恩に報いるものであったと思われる。
大工は藍本庄の宮田理右衛門と木挽に大音所の森垣内勘右衛門と地元の棟梁がこれにあたった。建物は原形の切妻造に庇をつけ足して向拝部とした春日造、屋根上の飾は前後に置千木、その間へ堅魚木5本を入れる。身舎、向拝部各所で見られる組物や彫刻は藩主祈願所にふさわしく、宮建築の粋をみることができる。
更新日:2023年01月04日