絹本著色十一面観音像(金心寺)

更新日:2023年02月10日

ページID: 15205
絹本著色十一面観音像
情報
名称 絹本著色十一面観音像
読み けんぽんちゃくしょくじゅういちめんかんのんぞう
所有者等 金心寺
指定区分
種別 絵画
年代 鎌倉時代
指定年月日 明治37年2月18日
所在地 天神
地区 三田
数量 1幅

 

頭上の仏心は正面へ向き、上段を中心に中段左右へ2仏、下段左右へ3仏それぞれみな前を向く仏面として描かれている。光背放射光は11本2条と3条とが交互に組み合わされていて截金細工となっているのできわだって光っている。

身部の描き方の通例は左手に蓮華、右手は施無畏印となっているのに、この像は右手の手首に数珠、錫杖を握るいわゆる「長谷形」十一面観音像となっているところが珍しい。

色彩の鮮明度にやや欠ける。