住吉神社本殿
名称 | 住吉神社本殿 |
読み | すみよしじんじゃほんでん |
所有者等 | 住吉神社 |
指定区分 | 国 |
種別 | 建造物 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 大正2年4月14日 |
所在地 | 大川瀬 |
地区 | 藍 |
数量 | 1棟 |
外見は三間社になっているが、身舎内前通り柱で神座は四つに区切られていて、その中に住吉の神四柱をまつっている。元来は四間社であったものを向拝の柱中の中央1本を除いて三間としたものらしく、組物などに四間社の名残りをとどめている。
側面は1間、庇(向拝)部分に前室をつくるこのような流造は珍しい。
組物は舟肘木庇出三斗で簡素なつくりであるが、時代を特色づける懸魚と桁隠しとは目立っている。残っている修復棟札は元禄2年(1689)・元文2年(1737)・寛政6年(1794年)・安政2年(1855)の約60年間隔である。
解体修理の時数ヵ所から墨書銘が発見されたが内陣扉に「永享八年(1436)三月廿四日」の墨書が最も古いものである。
更新日:2023年02月10日