住吉神社本殿

更新日:2023年02月10日

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住吉神社本殿
情報
名称 住吉神社本殿
読み すみよしじんじゃほんでん
所有者等 住吉神社
指定区分
種別 建造物
年代 室町時代
指定年月日 大正2年4月14日
所在地 大川瀬
地区
数量 1棟

 

外見は三間社になっているが、身舎内前通り柱で神座は四つに区切られていて、その中に住吉の神四柱をまつっている。元来は四間社であったものを向拝の柱中の中央1本を除いて三間としたものらしく、組物などに四間社の名残りをとどめている。

側面は1間、庇(向拝)部分に前室をつくるこのような流造は珍しい。

組物は舟肘木庇出三斗で簡素なつくりであるが、時代を特色づける懸魚と桁隠しとは目立っている。残っている修復棟札は元禄2年(1689)・元文2年(1737)・寛政6年(1794年)・安政2年(1855)の約60年間隔である。

解体修理の時数ヵ所から墨書銘が発見されたが内陣扉に「永享八年(1436)三月廿四日」の墨書が最も古いものである。