高売布神社本殿
名称 | 高売布神社本殿 |
読み | たかめふじんじゃほんでん |
所有者等 | 高売布神社 |
指定区分 | 国 |
種別 | 建造物 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 明治37年2月18日 |
所在地 | 酒井 |
地区 | 高平 |
数量 | 1棟 |
棟札によると永正10年(1513)越前守小野時家の再建、別当川原の観福寺盛園の手によって同年12月14日上棟式が執行されたことがわかる。
建築を手がけたのは摂播地方に多くの業績を残した藤原光吉・宗次の両名で、丹生山田(神戸市北区)に住む播洲日原大工の棟梁である。
身舎側面2間・組物連三斗・中備蟇股、庇手挟・妻二重紅梁大瓶束となっていて、各所に彫物を多用し華麗な建物である。
昭和4年(1929)の解体修理の時、頭貫に永正10年8月19日より建築をはじめたと書いた墨書が発見されたことにより、上棟式まで約4ヵ月かかったことがわかった。
この社はかつては旧摂津国川辺郡の式内社であって紀念銘入りの木造狛犬(国重文)を所蔵している。
更新日:2023年02月10日