大舟寺跡町石附五輪塔残欠

更新日:2023年02月10日

ページID: 15509
大舟寺跡町石附五輪塔残欠
情報
名称 大舟寺跡町石附五輪塔残欠
読み だいしゅうじあとちょうせきつけたりごりんのとうざんけつ
所有者等 大舟寺
指定区分
種別 考古
年代 室町時代
指定年月日 昭和63年3月22日
所在地 波豆川
地区 高平
数量 12基

 

石英粗面岩の町石である。寸法・形状共に一定でないが、五輪卒塔婆の基礎部に地蔵菩薩像を薄彫し、下方に町数を刻んでいる。高さは埋込寸法の違いなのか高低あって、高いもので約1.6メートルある。

町数は寺へ近づくに従って減数となる方式で、あと1町のものは埋没しているのか損壊したのか見当たらない。麓の13町と12町とは逆になっていて、12町石から始まっている。この12町石「十二町」と刻まれている。

紀念銘・寄進者銘はない。南北朝ごろの造立とみられる。