大舟寺跡町石附五輪塔残欠
名称 | 大舟寺跡町石附五輪塔残欠 |
読み | だいしゅうじあとちょうせきつけたりごりんのとうざんけつ |
所有者等 | 大舟寺 |
指定区分 | 県 |
種別 | 考古 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和63年3月22日 |
所在地 | 波豆川 |
地区 | 高平 |
数量 | 12基 |
石英粗面岩の町石である。寸法・形状共に一定でないが、五輪卒塔婆の基礎部に地蔵菩薩像を薄彫し、下方に町数を刻んでいる。高さは埋込寸法の違いなのか高低あって、高いもので約1.6メートルある。
町数は寺へ近づくに従って減数となる方式で、あと1町のものは埋没しているのか損壊したのか見当たらない。麓の13町と12町とは逆になっていて、12町石から始まっている。この12町石「十二町」と刻まれている。
紀念銘・寄進者銘はない。南北朝ごろの造立とみられる。
更新日:2023年02月10日