小柿天満神社本殿
名称 | 小柿天満神社本殿 |
読み | こがきてんまんじんじゃほんでん |
所有者等 | 天満神社(小柿) |
指定区分 | 県 |
種別 | 建造物 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 平成16年3月9日 |
所在地 | 小柿 |
地区 | 高平 |
数量 | 1棟 |
天満神社は三田市北部の羽束川上流の小柿の宮ヶ谷山の麓に立地する。寛永年間に三田藩主の意を受けて勧請したと伝えているが、後述のように本殿は中世に遡る建物であり、寛永以前の16世紀中期の建立とみてよい。
本殿は、間口一間、奥行二間の入母屋造、妻入の建物で、正面に一間の向拝が付く。向拝の屋根の幅は入母屋屋根と同じ幅である。
この社殿は当初材の残存状況が良好で、彫刻装飾が発達する室町時代後半の意匠的特質をよく備えており、構造形式や意匠に播磨から北摂地域の地域的な特色をよく示している貴重な建物である。
更新日:2023年02月10日