住吉神社舞殿
名称 | 住吉神社舞殿 |
読み | すみよしじんじゃまいどの |
所有者等 | 住吉神社 |
指定区分 | 県 |
種別 | 建造物 |
年代 | 江戸時代 |
指定年月日 | 昭和48年3月9日 |
所在地 | 大川瀬 |
地区 | 藍 |
数量 | 1棟 |
本来は桁行1間梁間2間の舞殿として建てられたものを、隣接する長床を廊下で結んで橋掛りとし、能舞台として使っているものである。
舞台床はむくりをつけて中央をやや高く盛りあげ、床下には大甕を埋めて音響効果が出るよう、そして背面を板張りにして鏡板にしている。向かって左の中柱を橋掛りの仕手柱にするため少し後にさげ、向かいの笛柱は舞殿当初の梁間2間柱のままである。
能舞台仕様であれば、向かって右側は地謡座が張り出しているのに、これには設けていない。
創設年代は不明、社記に「享保11年(1726)舞堂修繕」とあり、柱が大面取り(1:10)である点から江戸時代初期であろう。能楽奉納のはじまりは寛文(1661~)年間からであると伝える。
更新日:2023年02月10日