観福寺仁王門
名称 | 観福寺仁王門 |
読み | かんぷくじにおうもん |
所有者等 | 観福寺 |
指定区分 | 県 |
種別 | 建造物 |
年代 | 室町時代 |
指定年月日 | 昭和45年3月30日 |
所在地 | 川原 |
地区 | 高平 |
数量 | 1棟 |
棟札によれば天文17年(1548)の再建である。全体に和様づくりで、三手先からの組物・中備え間斗束や木鼻の唐草渦巻などの手法からみて年代は棟札どおりであろう。元禄2年(1689)の修理に一部の補修はあったと思われるが柱など軸部になるところは再建時のままである。左右に仁王(伝運慶作・市指定文化財)像がある。以前からこの門は創建当初は楼門だったとする説が出されていたが、昭和60年解体修理の時近くの蓮花寺山門も同様の建造物であったので、この地方独自の特色ある山門形式とみられ、以前のまま単層の山門として補修された。しかし蓮花寺は昭和63年の修理に二層の楼門として復元された。
なお当寺は延喜式内高売布神社の社坊で塔頭六坊を持つ高平の惣寺であった。
更新日:2023年02月10日