自動録音電話機、通話録音装置で電話勧誘や特殊詐欺の対策をしましょう!

更新日:2024年04月15日

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令和6年度自動録音電話機等購入費補助をご存じですか?

県内の特殊詐欺被害の増加を受け、高齢者の被害防止のため、令和6年度自動録音電話機等購入費補助事業を実施しています。

補助対象者、対象機器、申請方法など、詳しくはページ後半をご覧ください。

高齢者を狙ったしつこい電話勧誘や特殊詐欺を防止!

電話をつかった悪質商法や詐欺

 しつこい勧誘や不安をあおるような売り込みの電話に困ったことはありませんか。
 公的機関を名乗る電話で、家族構成や年齢、口座情報などを尋ねられて、不安を覚えたことはありませんか。

 電話勧誘のトラブルでは、「いらない」と思っていても、相手の巧みな話術で信用してしまったり、なかなか電話を切れず、根負けして不要な商品を購入してしまう事例が多く発生しています。特に、高齢者は、周囲に相談することを遠慮して、不安や困りごとを一人で抱え込みがちであるため、被害が起こりやすいと言われています。

 まず、不審な電話に出ないように対策することが、被害の防止に効果的です。
 相手と会話せず、冷静に用件を確認すれば、だまされることを防止できます。
 「一人ぐらしで電話に出るのが怖い」「離れて暮らす高齢の両親が心配だ」などという不安や悩みを減らして、安心で安全なくらしを守るために、自動録音電話機、外付け録音機を利用した対策をお勧めしています。これらの機器を利用するには、大きく分類すると、次のとおり、2種類の利用方法があります。

  • 本体に迷惑電話対策機能が内蔵された電話機を購入する方法
  • 外付け録音機を購入して、既存の電話機に接続する方法

自動録音電話機、外付け録音機の効果と推奨機器

迷惑電話や特殊詐欺の被害対策に有効であると推奨されている機能は、次のとおりです。

  • 着信前自動警告機能     呼び出し音が鳴る前に相手に対し通話を録音する等の警告メッセージを流す機能
  • 自動録音機能     通話内容を自動で録音する機能

これらの機能により、悪質な電話や不審な電話が減ったという統計もあります。購入をご検討される場合は、下記にご紹介するサイトで推奨機器についてご確認のうえ、家電販売店や関係団体にお問い合わせください。

令和6年度自動録音電話機等購入費補助事業(新規事業)

自動警告・自動録音機能付き固定電話機または外付け機器を購入する費用を助成することにより、高齢者の特殊詐欺等の犯罪被害を防止します。対象者、対象となる機器、購入や申請の時期などの条件により、補助ができない場合がありますので、事前にご確認をお願いします。

補助対象者

次のすべての条件に当てはまる方

  • 申請時に三田市内に住民登録があり、居住していること。
  • 申請時に65歳以上である方、またはその方と同一世帯の方
  • 申請時に本人または同一世帯の方が、市または兵庫県警察の自動録音電話機や通話録音装置等の貸与または無償配布を受けていないこと。
  • 過去に本補助金の交付を受けた方が同一世帯にいないこと。

対象機器

対象となる機器の種類
自動録音電話機 通話内容を自動で録音する「自動録音機能」と、呼び出し音が鳴る前に相手に対し通話を録音する等の警告メッセージを流す「着信前自動警告機能」との両方を備える固定電話機
外付け録音機 固定電話機に接続して使用する機器で、上記と同じく「自動録音機能」と「着信前自動警告機能」の両方を備えるもの

上記のいずれかの機器であり、次の条件に当てはまること。

対象機器以外を購入すると補助金が受け取れません。ご購入の際は、必要な機能が備わっているかよくご確認ください。

補助金額

対象機器の種類別の補助金額
自動録音電話機 10,000円(上限)
外付け録音機   5,000円(上限)
  • 購入額が上限に満たない場合は、購入額を補助します。
  • 1世帯1台限りです。
  • 百円未満の端数は切り捨てになります。
  • 修理、点検、消耗品の交換、電力、通信その他機能の維持、設置、配送に係る経費およびポイント等を充当した額等は補助対象外です。

対象期間

令和6年4月1日から令和7年1月31日の間に購入した機器

ただし、期間内でも予算上限に達した時点で申請受付を終了します。

申請受付期間・申請方法・交付の流れ

申請受付期間

令和6年4月1日から令和7年1月31日まで

  • 郵送申請であるため、期限については当日消印有効です。
  • 予算の上限に達し次第、受付終了となります。

補助金交付の流れ

  1. 補助対象機器を購入
  2. 消費生活センターへ申請(郵送)
  3. 申請内容について審査
  4. 補助金交付の可否を決定し、通知書を郵送
  5. 指定口座に補助金を振り込み
  • 郵送で到着した書類を順次審査し、事務を行うため、お時間をいただきますことをご了承ください。
  • 申請書類は返却できません。

申請方法

  1. 補助対象機器を購入し、三田市消費生活センターへ郵送で申請してください。
  2. 申請には、次の書類等を同封してください。
  • 三田市自動録音電話機等購入費補助金交付申請書兼実績報告書
  • 対象機器を購入したことがわかる書類(領収書やレシート、製品名や型番が確認できるカタログ、説明書などの書類)
  • 振込先口座番号、口座名義人などが確認できる書類(通帳、キャッシュカード等の写し)。ただし、口座名義は、申請者本人に限る
  • 申請時において65歳以上の方の住所、氏名及び生年月日が確認できる身分証明書等(免許証、健康保険証、マイナンバーカード等)の写し
  • 申請者が65歳以上の方と同一世帯の方である場合、申請者の住所、氏名が確認できる身分証明書等(免許証、健康保険証、マイナンバーカード等)の写し

上記のほか、振込先口座が申請者本人以外の名義である場合は、委任状の提出をお願いします。また、交付可否の審査の段階で追加の書類提出をお願いする場合があります。

要綱・様式・ご利用の手引き

事業ちらし・申請書類の配布場所

このページからダウンロード、印刷ができるほか、次の部署・施設でも配布しています。

  • 消費生活センター(まちづくり協働センター内)
  • 危機管理課(市役所本庁舎3階)
  • 地域福祉課、高齢者支援課(本庁舎4階)
  • 介護保険課(本庁舎1階)
  • さんだ市民センター、広野市民センター、有馬富士共生センター、高平ふるさと交流センター、藍市民センター、ふれあいと創造の里、フラワータウン市民センター、ウッディタウン市民センター

ご注意いただきたいこと

  • 65歳以上の方、または同一世帯(同居)の方以外が購入された場合、補助対象外となります。
  • 中古品やオークション、フリマアプリ等での購入は、補助対象外です。
  • 補助金交付後6年間は、三田市の承認なく譲渡、交換、売払、貸付け又は担保に供することはできません。

申請・お問い合わせ先

三田市消費生活センター

〒669-1528  三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001

通話録音装置貸与事業(継続事業)

迷惑電話対策機能が無い自宅の固定電話機に接続できる通話録音装置(外付け録音機)を高齢者の方に無料で貸し出しています。

在庫の状況により貸し出しができない場合がありますので、事前にご確認をお願いします。

貸与対象者

市内在住で、申請時点で70歳以上の高齢者のみで構成される世帯に属する方

ただし、装置に関する問い合わせは、上記の方に限りません。どなたでもお気軽にお問い合わせください。

貸与装置

  • 着信時に通話録音する旨を自動音声で警告する機能や録音・着信拒否機能などを備えた機器
  • 固定電話機に接続して使用することができます。
  • 着信拒否機能は、電話機のナンバーディスプレイ機能を利用していることが条件となります。

申し込み・お問い合わせ先

  • 電話番号 079-559-5032  ファクシミリ番号 079-563-8001
  • 住所等は、このページの下部「お問い合わせ先」をご覧ください。

通話録音装置の使い方

貸与される通話録音装置は、次のようなイメージでお使いいただくことになります。

自宅の固定電話に、モジュラーケーブルで簡単に接続できます。

固定電話にモジュラーケーブルを使って通話録音装置を接続したイメージ写真

通話録音装置のイメージ画像です。
ただし、実際に貸し出しする機器は、異なる可能性がありますが、機能や接続の方法は同じです。
接続用のモジュラーケーブルとACアダプターも付属で貸し出します。

装置の接続イメージ

通話録音装置の接続イメージをあらわした説明図

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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