ネット通販ー代引き配達で偽物が!(令和6年1月号広報さんだ掲載)

更新日:2023年12月18日

ページID: 25107

「広報さんだ」やラジオ放送などでもお知らせしています「よくある消費者トラブル」について、Q&A形式、相談と回答の形式でご紹介します。

インターネット通販において「偽物が届いた」との相談が多数寄せられています。宅配業者による代金引換サービス(以下、代引き配達)しか選べない通販サイトとの取引には注意が必要です。
代引き配達では代金を支払って荷物を受け取り、開封して初めて商品を確認することになります。偽物が届いたとわかっても、代金支払い後は宅配業者に返金を求めても返金されません。

Question

相談内容

SNSで写真を見ていたところ、ブランドのサングラスの広告が出た。以前に購入した時の公式通販サイトと似た画面だったので公式通販サイトだと思い、通常では3万円だが値引きされて9千円の商品を注文した。後日、宅配業者に代金を支払って商品を受け取り、開封すると偽物だった。宅配業者に連絡したが「荷物を開封した後は受け取り拒否ができない。返金できない」と言われた。販売業者は社名しかわからず、連絡先がわからない。依頼主の欄には販売業者とは異なる名称が書いてあった。(60歳代男性)

Answer

回答

注文当時の広告の再現が難しい場合や、注文確認メールが届かないまま商品が送付されるなど、業者の連絡先が不明な場合が多いです。送り状の依頼主欄に記載の連絡先に状況を伝えて返品、返金を求めましょう。

アドバイス・解説

相談事例のような場合に気をつけたいこと

  • 偽物が届く通販サイトによく見られる特徴として次のようなことが多くみられます。
  1. 大幅に値引きされている。
  2. 日本語の字体、文章表現が不自然である。
  3. 支払方法が代引き配達しかない。
  4. クレジットカード払いなど複数支払方法が書いてあっても代引き配達しか選択できない。
  5. 送り状に記載の依頼人が販売業者名と異なっている。​​​​
  • 注文前には広告をよく見て、少しでも怪しいと感じたら取引を控えることが大事です。
  • 代引き配達で商品を受け取り後、偽物だとわかっても宅配業者からの返金は困難です。代金を支払う前に送り状で依頼人を確認し、注文した業者と違う場合は代金を支払わず、宅配業者に「受け取り拒否します」と伝えて、受け取らないようにしましょう。注文画面で別の支払い方法を選んでも代引き配達に一方的に変更される通販サイトも確認されています。
  • 購入前に商品の公式ホームページにて、なりすまし広告に対する注意喚起情報が載っていないかなどを確認しましょう。
  • 不安に思った場合は消費生活センターにご相談ください。

不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、三田市消費生活センターへ相談してください。

関連リンク

消費者庁、国民生活センターなどでも注意喚起しています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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