ロードサービスのトラブルにご注意!(令和5年11月号広報さんだ掲載)

更新日:2023年10月20日

ページID: 24499

「広報さんだ」やラジオ放送などでもお知らせしています「よくある消費者トラブル」について、Q&A形式、相談と回答の形式でご紹介します。

Question

相談内容

自動車が脱輪したので、ネットで調べて「3000円から」という表示のあったロードサービスを呼んだ。作業終了後20万円と言われ、仕方なく支払った。

 

Answer

回答

サイト等の表示額や電話で事前に聞いていた金額と実際の請求額が大きく異なる場合は、特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフが適用できる可能性があります。クーリング・オフ期間内に書面または電磁的記録で通知を出しましょう。

 

アドバイス・解説

相談事例のような場合に気をつけたいこと

  1. 自動車の故障等が生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
    自動車保険にはロードサービスが付帯しているケースが多いので、こうしたトラブルに備えるため、日頃から自分が契約している自動車保険の内容をよく確認し、家族も運転する場合は、家族とも共有しておくことが大切です。なお、損害保険会社や保険代理店に電話がつながらなかった場合でも、焦らず、少し時間をおいてから改めて連絡しましょう。
  2. サイト等の表示や電話で説明された料金を鵜呑みにしないようにしましょう。
    自動車の故障等の状況や内容はさまざまなので、ロードサービス業者のサイト等に「基本料金××円」「○○作業料、△△円から」等と表示されている場合や、電話で「△△円」と説明された場合でも、現場の状況次第では必ずしも表示や説明通りの料金で依頼できるとは限りません。また、事前に説明のなかった「緊急対応費」や「祝日対応費」などを請求するケースもあります。どのような作業になるのか、状況によってどの程度料金がかかるのかなど、契約内容や料金について事前に必ず確認するようにしましょう。
    また、現場に来てもらう時は、キャンセル時にキャンセル料が発生するのか等についてもあらかじめ確認しましょう。
  3. 請求された金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求めましょう。
    事前の説明と異なり、作業後の請求が高額になっていたり、直っていなかったなど、料金や作業内容に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。もし支払いを断った後のロードサービス業者の態度などに身の危険を感じることがあれば、警察に連絡するのも一法です。
  4. トラブルになったときにはすぐに消費生活センターに相談しましょう。
    見積もりのために呼んだ事業者とその場で契約した場合、サイト等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフ等が適用できる可能性があります。クーリング・オフ期間内に書面または電磁的記録でクーリング・オフの通知を出しましょう。
    説明されていない費用やキャンセル料等でトラブルになった場合は、すぐに三田市消費生活センターにご相談ください。

 

 

不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、三田市消費生活センターへ相談してください。

関連リンク

消費者庁、国民生活センターなどでも注意喚起しています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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