「還付金がある。ATMへ行って。」は詐欺です！(令和5年1月号広報さんだ掲載)

「広報さんだ」やラジオ放送などでもお知らせしています「よくある消費者トラブル」について、Q&A形式、相談と回答の形式でご紹介します。

Question

相談内容

市役所から、「2万円の医療費の還付金がある。手続期日が過ぎているが、銀行で受け取ることができる。どこの銀行に口座があるか」と電話があった。銀行名を答えると「銀行本店からの電話待つように」と言われ、携帯番号を伝えた。しばらくすると、銀行から電話があり、「キャッシュカードと携帯電話を持ってATMへ行って」と言われた。コンビニエンスストアのATMへ出向くと、再度携帯電話に電話があった。次々と指示されるままATMの操作を終えた。出てきた紙を見ると、還付されるどころか、自分の預金が他人の口座に振り込まれていた。だまされたのか。どうしたらいいか。

Answer

回答

市役所職員や銀行員をかたった還付金詐欺の被害に遭っていますので、早急に警察と銀行へ連絡してください。銀行には相手の口座の出金等の取引停止（口座凍結）を求めてください。

アドバイス・解説

相談事例のような場合に気をつけたいこと

「お金が返ってくるのでATMへ行って」という電話があったら還付金詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切ってください。
市役所などの公的機関や金融機関の職員が還付金手続きのためにATMの操作をするよう電話で連絡することは絶対にありません。
還付金に心当たりがある場合は市役所の担当課に確認してください。
自分の口座へ振込手続きをしているような錯覚をさせるのが手口です。ATMを操作して還付金を受け取ることはできません。
不審な電話があったらすぐに警察、消費生活センターにご相談ください。（警察相談専用電話「＃9110」消費者ホットライン「188」）

不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、三田市消費生活センターへ相談してください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部協働推進課消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号（キッピーモール6階）
電話番号：079-559-5032
ファクス番号：079-563-8001
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