公式サイトなのに何か変?偽通販サイトにご用心を(令和4年7月号広報さんだ掲載)

更新日:2022年06月20日

ページID: 16463

「広報さんだ」やラジオ放送などでもお知らせしています「よくある消費者トラブル」について、Q&A形式、相談と回答の形式でご紹介します。

Question

相談内容

百貨店の公式通販サイトだと思って、ブランドのバッグをインターネットで注文した。届いた注文確認メールをよく見ると日本語にない漢字があり、メールアドレスも変で怪しい。代金引換にしているので、荷物が届いた時に受け取り拒否したいが問題ないか?

Answer

回答

はい。代金を支払ってしまう前に、販売業者にキャンセルの連絡をし、宅配業者には商品の受け取りと代引き支払いを拒否してください。

アドバイス・解説

相談事例のような場合に気をつけたいこと

  1. 百貨店が通販サイトで高級ブランド品を大幅な値引きで販売することは通常ありません。

    百貨店が高級ブランドのバッグや腕時計を80~90%OFFなどの大幅な割引価格で販売することはありません。広告や偽通販サイトには、百貨店や免税店が閉鎖することを理由に大幅に値引きする旨が掲載されている場合があります。百貨店が支店や免税店を閉鎖することは事実でも、それを理由に消費者を信じ込ませようとする手口の可能性が高いです。広告や偽サイトの表示の惑わされず、怪しい広告はタップ(クリック)しない、怪しい通販サイトには注文しないようにしましょう。
     
  2. 百貨店のロゴマークや名称が掲載された通販サイトでも偽通販サイトの可能性があります。商品を注文する前に販売サイトを隅々まで確認しましょう。

    通販サイトに百貨店のロゴマークや名称が掲載されていても、偽通販サイトの可能性があります。ロゴマークに惑わされず、通販サイトに掲載されている販売業者の名称、住所、電話番号など隅々まで確認しましょう。【特商法に基づく表記】に記載されています。少しでも怪しいと感じたら、その通販サイトには注文しないようにしましょう。また、百貨店から偽通販サイトについて注意喚起されている場合もありますので、百貨店の公式ホームページ等で確認しましょう。
     
  3. 代金引換で宅配業者に代金を支払って商品を受け取ってしまうと、後で商品が偽物だと分かっても宅配業者からの返金は困難です。

    偽通販サイトは支払方法が代金引換だけしかない場合が多いため、支払い方法が代金引換に限定されている通販サイトにはご注意ください。代金引換は、宅配業者が受取人に商品を引き渡し、販売業者(送り人)の代わりに受取人から商品代金を集金、受領することになります。届いた商品が後で偽物と分かり、宅配業者に返金して欲しいと申し出ても、宅配業者には代金引換で受領した商品代金を販売業者に渡す役割があるので、返金されないことがほとんどです。注文後すぐに偽通販サイトに注文したことに気付いたら、代金引換で宅配業者に代金を支払う前に、販売業者にキャンセルを連絡する、受け取り拒否するなどの対応をしましょう。

 

 

 

不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、三田市消費生活センターへ相談してください。

関連リンク

消費者庁、国民生活センターなどでも注意喚起しています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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