「契約していない」「解約したはず」サブスクの請求トラブルにご注意!(令和4年5月16日放送)

更新日:2022年05月01日

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地元FM局・ハニーFMに消費生活センターの相談員や市職員が出演し、消費生活に関する話題を解説する広報番組「賢い消費者になりましょう」。毎月第3月曜日の15時10分~15時30分に放送していますので、ぜひお聴きください。

賢い消費者になりましょう 毎月第3月曜日 15時10分~15時30分放送 消費生活センターの相談員や市職員が、消費生活に関する話題を解説する番組です。相談してみよう!と記載されたチラシ

放送内容を相談と回答(Q&A)の形式でご紹介します。

Qustion

相談内容

プリンターに不具合が見つかり、解決方法を調べるためにメーカー名をネット検索した。「トライアル500円で解決」と表示された画面にクレジットカード情報を入れ、質問をした。後日、知らない業者名で500円と約5千円の請求があり、カード会社に問い合わすと有料質問サイトの会員登録料で、次月も引き落されることがわかった。メーカーの公式サイトだと思っており、有料質問サイトに登録した覚えはない。

 

Answer

回答

 

センターで質問サイトのHPにある利用規約で契約内容を確認したところ、トライアル期間を経過後は月額5千円の有料登録会員となるサブスクの契約であることがわかりました。
サブスクリプションサービス(サブスク)とは、定額制サービスのことで、「月額○円で使い放題」のようなサービスのことです。
サブスクの特徴は、契約期間中はいつでもサービスを受けられる状態であるため、実際にサービスを利用していなかったとしても、契約期間中であれば料金が発生します。サブスクを契約していることに長期間気づかずにいた場合は定額料金を支払い続けることになります。規約に書かれている通りに解約手続きをするれば、サイトから解約完了メールが届き、契約期間の料金を支払うことで解決にいたることもあります。ただし、解約できているかは、業者に問い合わせておくことをおすすめします。

アドバイス・解説

相談事例のような場合に気をつけたいこと

  1. 「トライアル」や「無料体験」の広告・表示をきっかけにサブスクを申し込む際には契約条件をよく確認してから契約しましょう。
    サブスクの特徴として、契約期間中はいつでもサービスを受けられる状態にあるので、実際にサービスを利用しなかったとしても、契約期間中であれば料金が発生します。自動的に支払いが継続されないようにするためには解約方法・時期の確認は大事です。
  2. 解約する場合は、業者の公式ホームページで手続き方法を確認しましょう。スマートフォンアプリの場合、アプリを削除するだけで解約できる訳ではありません。解約できているか不安な場合は業者に問い合わせましょう。
  3. 申し込む前に、契約先の業者名、サービス内容、解約方法などの契約条件をよく確認しましょう。申し込み時の登録情報は解約手続きに必要となるので記録するなどし、忘れないようにしましょう。
  4. 利用していないサブスクの請求にすぐに気づけるようクレジットカード等の利用明細は毎月確認しましょう。
    サブスクを契約していることに長期間気づかずにいると、意図せず定額料金を支払い続けることになります。利用していないとして返金を求めても対応されないことがあります。
  5. 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに消費生活センターへ相談しましょう。

不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、三田市消費生活センターへ相談してください。

関連リンク

消費者庁、国民生活センターなどでも注意喚起しています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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