18歳から成年!契約トラブルにご注意を!乳幼児のやけどと事故にご注意を!(令和4年2月21日放送)

更新日:2022年03月31日

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  • 地元FM局・ハニーFMに消費生活センターの相談員や市職員が出演し、消費生活に関する話題を解説する広報番組「賢い消費者になりましょう」。毎月第3月曜日の15時10分~15時30分に放送していますので、ぜひお聴きください。
賢い消費者になりましょう 毎月第3月曜日 15時10分~15時30分放送 消費生活センターの相談員や市職員が、消費生活に関する話題を解説する番組です。相談してみよう!と記載されたチラシ

放送内容

第1部 18歳から成年になります!契約トラブルにご注意を!

広報さんだ2月号でもお知らせした事例です。文字で内容を確認するときは、下記のリンクをご覧ください。

第2部 乳幼児のやけど事故にご注意を!

 消費者庁や国民生活センターが収集している医療機関からの事故情報によれば、炊飯器や電気ケトルなどによる2歳以下の乳幼児のやけど事故や、カップに入った飲み物をこぼしたり、加湿器やストーブなどの暖房器具に触れるなどのやけど事故が起きています。
多くは手指などにやけどを負って通院する程度ですが、中には顔面や頭部をやけどする例もあるほか、顔面から胸、腹まで広い範囲にやけどを負って入院した例もあります。特に乳幼児は一般に大人より皮膚が薄いため、やけどのダメージが皮膚の奥深くまで影響して重傷化する可能性があります。
炊飯器や電気ケトル、グリル付こんろなど大人にとって身近な製品であっても、乳幼児にとってはやけど事故の危険が潜んでいることがあります。家の中で乳幼児が巻き込まれるやけど事故に関して、事例と予防についてご紹介します。
 

事例1

寝室にある熱い蒸気が出る加湿器の電源を入れて、ドアを開けていた。子どもが寝室に入ってきて、蒸気の出口に手を突っ込み泣いた。手の指にやけどを負った。
(当事者:9か月 女児)
 

事例2

キッチンにある高さ60~70センチの引き出しの上に炊飯器を置いていた。普段はキッチンの柵をしているが開いており、子どもが炊飯器の蒸気口に両手を置き泣いていた。母親が泣き声で気付いたが、やけどを負い24日間入院した。
(当事者:1歳2か月 男児)
 

事例3

自宅で遊んでいる際に石油ストーブを触ってしまい、両方の手のひらをやけどした。(当事者:1歳8か月 女児)

アドバイス

  1. 炊飯器、ポット、ケトル、スチーム式の加湿器などの家電から出る蒸気は、蒸気口では100度近い高温になっている場合があります。高温の蒸気は数秒触れただけでやけどを負う恐れがあるため大変危険ですので注意をしましょう。
  2. 蒸気が出る家電を使う際は、乳幼児の手が届かない位置に置きましょう。
  3. 蒸気レス、蒸気カット、蒸気セーブなどの高温蒸気への対策機能が表示された家電もあります。蒸気によるやけどを防ぐために、これらを選ぶことを積極的に検討しましょう。
  4. 子どもは好奇心が旺盛なため、熱いかどうかよく分からないまま、ストーブやヒーターの表面を触ったり、温風の吹き出し口に手を入れたりしてしまうことがあります。普段から安全柵で囲むなど、子どもが触れられないような環境づくりをしましょう。
  5. 子どもは大人より皮膚が薄いため、短時間で深いやけどになりやすく、注意が必要です。やけどを負った場合は、すぐに流水で冷却しましょう。水ぶくれがあれば潰さないようにして医療機関を受診しましょう。
    製品事故や危険な製品についての相談等は、三田市消費生活センターにご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 協働推進課 消費生活センター

〒669-1528 兵庫県三田市駅前町2番1号(キッピーモール6階)
電話番号:079-559-5032
ファクス番号:079-563-8001
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