市長田村克也のお手紙届けます。(令和8年)

更新日:2026年10月01日

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令和8年10月

秋の賑わいと各取り組みの報告

夏の厳しい暑さから朝夕が涼しくなり、秋の気配が広がってきました。市内では、恒例の「さんだまち博」や「さんだ秋の観光と味覚まつり」、各地域の秋祭りなど、おでかけにぴったりの催しが目白押しです。
そのような中、うれしい知らせが届きました。10月末に作家の玉岡かおるさんの新刊小説『海へ出でよ―神戸を拓いた海賊たち―』が発売されます。三田藩の城下を舞台とした物語で、企画段階でご本人と面談し、市から資料提供もしており、出版を心待ちにしています。
また、三田国際マスターズマラソンのエントリー締め切りが10月19日までとなっています。オリンピック銀メダリストのワイナイナさんとお笑い芸人のワタリ119さんをお招きし、エイドサービスを充実させ、大好評の抽選会も行いますので、参加をお待ちしております。これからの季節、三田の味覚や歴史、風景などに触れ、その魅力を満喫していただきたいです。
さて、8月に友好都市の交流大使として、中学生11人を北海道浦河町へ3日間派遣しました。浦河町の皆さまに温かく迎え入れていただき、雄大な自然の中、乗馬などの特別な体験ができたと報告を受けました。交流事業の第一弾として、未来への架け橋となっていただきうれしく思います。
中学校に関連し、本市は望ましい学校規模での教育環境を整備するため、平成30年に基本方針を策定しましたが、学校再編は遅れています。私は、学校や地域の状況を踏まえ、今、こどもたちのために、一刻も早く具体的な協議を進める必要があると考えています。教育委員会と連携し、取り組み状況などを、随時、お伝えしていきます。
最後に、9月議会に、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した事業者などへの物価高騰対策支援に係る補正予算案を提案しました。可決後、特にお困りの方に支援が届くよう事業を実施していきます。

令和8年9月

災害に備え再確認を/三田に大相撲来る

はじめに、7月28日に発生しました令和8年熊本地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに対し心よりお見舞い申し上げます。
三田市では、兵庫県や関係機関と緊密に連携し、8月14日から、家屋被害認定士の資格を持つ職員2名を派遣しました。また、令和8年熊本地震災害義援金の募金箱を市内11カ所に設置していますので(25頁参照)、皆さんの温かいご支援をお願いいたします。引き続き、被災された皆さまに寄り添った支援を行ってまいります。
9月1日は「防災の日」です。全国的に地震や豪雨による河川の増水、土砂災害などが頻発しており、三田市でも『まさか』ではなく『いつでも起きる』という意識が必要です。被害を完全に防ぐことは難しくとも、事前の備えによって被害を減らす減災対策をより一層進めなければなりません。まずは、ハザードマップで自宅周辺の危険箇所と避難所・避難経路を確認し、ご家族で「どこへ、いつ、どう行くか」を話し合ってください。次に、家具の固定や非常持出袋の点検などを行い、飲料水・食料、懐中電灯など、必要な物を忘れずに備えておきましょう。また、情報をいち早く入手することも大事です。市の防災メールや公式LINEなどを登録し、警戒レベルに応じて早めに行動してください。この機会に、大切な命を守る行動の再確認をお願いします。
さて、今夏の三田まつりは、多くの方に来場いただき、楽しんでいただけたことを何よりうれしく思います。また、私自身も地域のお祭りに参加させていただき、こどもも大人も一緒に楽しむ姿に地域のつながりを感じることができました。
秋には「さんだまち博」など多くのイベントを開催します(8頁参照)。さらに、12月には、昭和35年以来、66年ぶりとなる大相撲の巡業が三田市にやって来ます(11頁参照)。ぜひお出かけください。

令和8年8月

DXの推進で市民サービスの向上を

本格的な夏を感じる季節となりました。今年も酷暑が予想されており、こまめな水分補給など熱中症対策を心掛けてください。こども達には、夏休みを活用し、スポーツや勉強などに目標を持って取り組み、心身の成長の機会や将来の夢を叶えるための準備期間にしてもらいたいです。
さて、これまでもお伝えしましたが、「子育てしやすい自治体」大阪圏第1位、「水が綺麗で美味しい街」関西第2位、東洋経済オンライン「住みよさランキング」近畿第10位など、三田市が外部から高く評価されています。お盆の帰省など家族が集まることも多いこの時期だからこそ、三田の魅力を話題にしていただきたいと願っています。
次に、6月に三田市のスマート図書館サービスが「近畿情報通信協議会会長表彰」を受賞しました。この賞は、情報通信や電波利用技術の開発・普及に貢献した近畿圏内の個人や自治体・事業者などに贈られるもので、本市含め3組のみが選ばれました。その他にも、昨年11月にはキャッシュレス決済などに対応した新たな公共施設予約システムに加え、今年2月には一部窓口において「書かない窓口システム」を導入しました。今後も、ご要望の多い戸籍証明のコンビニ交付開始に向けて取り組むなど、市民の皆さんの利便性向上や負担軽減を進めていきます。
また、8月から駒ケ谷運動公園の愛称が「DOVER駒ケ谷運動公園」になります。このようなネーミングライツを含め、歳入確保にもしっかりと取り組んでいきます。
最後になりますが、昨年度に引き続き、近畿市長会の選出を受け、全国市長会社会文教委員会の評議員(2期目)に就任しました。学校給食や地域医療など、地方の抱える多くの課題の解決に向け、全国の首長を代表して発言してまいります。

令和8年7月

住みここちの良いまち三田

7月を迎え、本格的な夏が到来しました。15日からは「ふれあいプール」がオープンします。熱中症には十分注意いただき、暑い夏のひとときをご家族やご友人とともにぜひお楽しみください。
さて、6月に公表された「街の住みここち(駅)ランキング2026」で、神戸電鉄「ウッディタウン中央駅」が、兵庫県版1位、関西版2位(前年27位)にランクインしました。大変うれしいことであり、この喜びを皆さんと分かち合いたいと思います。このランキングは、駅ごとに周辺住民を対象に調査したもので、「防災」「静かさ治安」「行政サービス」の3項目で1位の評価を得ており、このことが順位を押し上げたものと推測されます。自然や公園の充実、閑静で美しい街並みといった住環境に加え、こども医療費の無料化や市内待機児童数が初めてゼロとなったことなど、市の取り組みが相まっての評価ではないかと考えており、同時に、これらの項目に対する皆さんの期待の表れだと受け止めています。
また、今年度、新たに健康寿命への施策を展開しています。三田市の健康寿命は、直近の調査では県下で3番目ですが、市内女性の大腸がんによる死亡者数が多いため、郵送方式の大腸がん検診を導入しました。さらに、男性の骨・筋疾患が増加傾向にあることから、骨粗しょう症検診の対象を75歳以上の男性にも拡大し、介護予防対策を更に充実させました。積極的に検(健)診を受け、早期発見・早期治療による健康寿命の延伸をめざしましょう。
これからも、幅広い年代の皆さんが住みここちの良さを実感できるまちづくりに取り組んでまいります。
最後に、8月1日に第47回三田まつりを開催します。昨年ご好評いただいた、花火や音楽などの演出によるナイトバブルショーも実施しますので、ぜひお越しください。
 

令和8年6月

住みやすいまちの追求とブランディング

新緑がまぶしい初夏を迎えた本市の田園風景は、息をのむような美しさです。本市で育まれる農作物は、朝晩の寒暖差や清らかな水と、農家の皆さんが磨き上げてこられた「卓越した技術と愛情」により、全国に誇れるブランドとなっています。
こうした自然の豊かさもあり、経済雑誌「東洋経済オンライン」での大阪圏における「子育てしやすい自治体ランキング」第1位に続き、住宅情報サービスの「住みたい街ランキング2026 関西版」で「水が綺麗で美味しい街」関西圏第2位に選ばれるなど、魅力あるまちとして高い評価を得ています。私も、水のおいしさを日々実感しています。
市では、そのような地域の恵みを生かし「三田産黒大豆活用プロジェクト」に取り組んでおり、4月には、三田産黒大豆を使った美容商品(7頁参照)の販売を発表しました。今後も黒大豆の特性を生かし、三田市のシティセールスやブランディングの確立を行っていきます。
また、包括連携協定を締結している神姫バス株式会社との協働により、地域密着型アプリ「くるるさんだ」(※)を試行導入しています。このアプリは、地域ポイントや地域の電子回覧板といった機能を有しています。特に地域ポイントは、登録者に毎月3千ポイントが自動付与され、市内の協力店舗でポイント利用によるサービスが受けられる仕組みで、地域経済の活性化が大いに期待できます。まずは実証実験としてのスタートですが、大きく普及することにより、市の施策や課題解決にも活用できる可能性は広がると考えています。引き続き、市、地域、事業者が一体となって、住みやすく選ばれるまちづくりを進めてまいります。
※スマートフォン向け。アプリストアで検索し、ダウンロードできます。

令和8年5月

令和8年度予算と新病院整備

若葉が日差しに照らされ、爽やかな風が心地よい季節となりました。自然に恵まれた三田の魅力を、日々の生活や散策、アウトドアなどで実感していただき、この素晴らしい季節をお楽しみください。
さて、今号は、令和8年度予算の概要をお伝えしています(4頁参照)。昨年度の「6つの無料化」に加え、今年度から新たに小学校の給食費を完全無料化しました。これは、国の補助施策を利用し、国基準を超える額を市が補助することで保護者負担をゼロにしました。また、農業の担い手確保に向けた支援や、家庭の経済状況による体験機会の格差への懸念から、小・中学生を対象とした「ひとり親家庭体験学習支援」など新たな取り組みにも予算を配分しました。なお、新規事業の詳細は決まり次第、随時お知らせしていきます。
また、先月、三田市民病院と済生会兵庫県病院の統合に伴う新病院建設に係る基本設計を発表しました(8頁参照)。新病院は、三田・北神地域の救急医療を維持し、市民の皆さんの命を守り抜くためになくてはならないものです。物価などの高騰に伴い、7年2月の基本計画策定時から概算整備費が56億円増額し、577億円となる一方、交付税措置や県補助金の増額により、整備費における市の実質的な負担額は逆に12億円減額しました。
私は全国市長会の社会文教委員会の評議員として、地方の医療機関の状況を踏まえ、国への財政支援を訴えるとともに、本市単独でも国・県へ支援を強力に求めてきました。中東情勢の影響などによる物価高騰も考慮し、引き続き国や県、また企業などからの支援により、市の財政負担をできる限り抑えられるよう取り組んでまいります。
高度な医療の提供とともに、すべての命に寄り添い、市民の皆さんに安心して医療を受けていただける、親しまれる病院づくりを推進していきます。

令和8年4月

新年度スタート、選ばれるまち三田へ

暖かな日差しとともに、市内の各所で桜が美しく咲き、春の訪れを感じる季節となりました。三田市を縦断する武庫川桜づつみ回廊はわが市が誇るべき風景であり、私も毎年楽しみにしています。
この春も多くのこどもたちが、新学年や学級での生活をスタートします。新たなステージを迎えられるこどもたちへお祝いを申し上げるとともに、皆さんにとって、新しい出会いと成長の一年になりますよう心より応援させていただきます。
さて、市は、来庁時の窓口での皆さんの負担を大幅に軽減するため、2月25日から「書かない窓口システム」を一部手続きで導入し、これまでは各窓口で申請書を記入いただいていましたが、デジタル技術を活用し、基本は「書かない」とする取り組みを開始しました。今後は、対象手続きの拡大やより効率的な運用を目指し、市民サービスの向上に努めてまいります。
次に、市役所でも4月に人事異動を行いましたが、これまでの年功序列にとらわれることなく、次世代の組織を担う若手職員を管理・監督職へ積極的に登用しました。また、多様な視点によるまちづくりを進めるため、民間企業からの転職者などの採用も推進しました。具体的には、民間企業で活躍していた人材を「公民連携推進ディレクター」に配置するとともに、2月に包括連携協定を締結した大和リース株式会社から社員を派遣いただき、「公民連携先進都市」を目指す取り組みを加速させ、「選ばれるまち三田」の実現に向け、職員が一丸となって取り組んでまいります。
結びになりますが、4月4日には「さんだ桜まつり」が郷の音ホール駐車場で開催されます。ぜひご来場いただき、華やかな桜の下を歩き、初めて登場する人力車、地元の美味しい食べ物やイベントを楽しみながら、三田の春を満喫ください。

令和8年3月

支え合いで築く元気なまち

寒さも和らぎ、穏やかな春の兆しを感じられる季節になってきました。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでの日本選手の活躍による感動がまだ胸に残る中、前回侍ジャパンが世界一に輝くという、日本中を熱狂と歓喜に包み込んだワールド・ベースボール・クラシックが今月開幕します。熱い戦いが繰り広げられ、多くの人に勇気と感動を与えてくれることを期待しています。また、こうした世界最大級のスポーツの祭典をきっかけに、三田から世界への挑戦を目指す子どもたちが増えることを願っています。
先月、高校生議会と同日に、高校生議員とのタウンミーティングを開催しました。地域の課題に向き合い、解決策を考え、積極的に提案する学生たちの姿に深い感銘を受けました。若い世代の真剣な取り組みは、まちの未来にとって大きな力になると感じています。
さて、市は企業・団体とともに、互いの強みを生かしながら課題解決に取り組む「公民連携」を推進しており、これまで多くの協定を締結してきました。最近では、災害時のペットの飼養管理に必要な物資供給に関する協定を株式会社アミーゴと、市が収集したペットボトルの確実な再生・資源化のためのリサイクルに関する協定を大栄環境株式会社、豊田通商株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社、サントリーホールディングス株式会社の4社と、市民の皆さんの健康づくりに関する協定をエイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と締結しました。さらに、民間のノウハウなどを用いて公共施設の最適化や職員の人材育成を図るため、大和リース株式会社と包括連携協定を結ぶなど、幅広い分野で連携を進めています。
これからも、市と市民、地域、事業者が協働し、それぞれの強みを生かしながら、皆さんとともにより良いまちづくりに取り組むことで、「公民連携先進都市」を目指してまいります。

令和8年2月

若者とともに希望ある未来へ


先月、二十歳を祝う会に出席し、若者たちの晴れやかな姿と接しました。皆さんの門出に立ち会えたことは、大変感慨深く、心に残るひとときでした。未来への希望に満ちたその表情に、三田市のこれからを担う力強さを感じました。皆さんがさまざまな場面で輝き、三田市をさらに活力ある場所にしてくれることを期待するとともに、それぞれの夢を追い続ける背中を全力で応援していきたいと思います。  
年末にうれしいニュースが届きました。経済雑誌「東洋経済オンライン」が発表した「子育てしやすい自治体ランキング2025」において、三田市が大阪圏(大阪・京都・兵庫・奈良)全ての市の中で第1位に輝きました。「こどもを核としたまちづくり」を掲げてきた本市にとって非常に誇らしい評価であり、市民の皆さんと一緒に喜ぶとともに、今後も、さらなる工夫と努力を重ね、誰もが本市の魅力を実感し、誇りを持てる理想のまち作りに、共に取り組んでいきたいと思います。
さて、国からの「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、食料品の物価高騰の影響を受けた家計の負担軽減を図るため、できるだけ速やかに手厚い支援として1人につき5千円の給付金を支給します。加えて、4月から、水道基本料金を4カ月間免除します。また、子育て世帯に18歳以下の子ども1人につき2万円の「物価高対応子育て応援手当」を支給します。一刻も早くお届けできるよう、現在準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください(11頁参照)。
最後になりますが、市内での詐欺の被害が過去最悪のペースで急増しています。詐欺の手口は多様化・巧妙化しており、若い世代の被害も増えています。電話やSNSなどでお金の話が出たら、詐欺を疑い、すぐに判断せず、家族や身近な友人、警察に相談するなどし、被害にあわないよう注意してください。

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