人権のまちづくりに関する提言(第6期目)

三田市では、あらゆる差別をなくし、誰もが幸せを感じる人権のまちを実現するため、「三田市人権施策基本方針」（平成15年度策定）に基づき、学識経験者・市民・事業者等で構成する「三田市人権のまちづくり推進委員会」を平成17年12月に設置しています。平成29年度から第6期目として、今日の状況に合わせた三田市人権施策基本方針の見直しについて検討を重ねてきました。そしてこのたび答申書がまとまり令和元年5月16日に市長に提出されました。

• 近年の人権関係法制度や、第4次三田市総合計画及び各個別計画に基づいた取り組み状況の実態に即した内容に合わせて修正
• 分野別施策について、三田市が近年新たな人権課題として取り組みを進めている「性的マイノリティの人権」「犯罪被害者等の人権」を加え8分野に修正
• 「重点施策とその推進について」は、現状の施策進捗状況にあわせ修正
• 三田市におけるこれまでの取り組みを一覧表とするなど記載方法も修正

• 早急に改訂版の策定が行われること
• 三田市におけるあらゆる人権課題に対する市民意識の実態を検証し、三田市の実情に即した施策を方針に反映させること
• 定期的な基本方針の見直しが行われること
• 今後、次にあげる人権施策の取り組みを早急に進めていくこと
  1. 障害者虐待事案に係る人権課題の解決に向け具体的な取り組みを進めていくこと
  2. マイノリティの人たちとの意見交換を行う機会を設けること
  3. パートナーシップ証明制度の導入に向けた取り組みを進めていくこと
  4. 外国人市民が安心して暮らせるまちづくりに向けた取り組みを進めていくこと
• 障害の「害」の表記について漢字表記にすること
• 「（仮称）人権に関する条例」等について検討を進めていくこと